デンソーの網走テストセンターが「自然共生サイト」に認定:希少な動植物が観察
レスポンス / 2024年10月30日 9時30分
デンソーとデンソー網走テストセンターは10月29日、北海道網走市にある「デンソー網走テストセンター」が環境省の「自然共生サイト」に認定されたと発表した。
自然共生サイトは、民間の取り組みによって生物多様性の保全が図られている区域として環境省が認定する。2030年までに陸域と海域の30%以上を健全な生態系として保全する「30by30」目標を達成するため、2023年度から環境省が取り組みを開始した。
デンソー網走テストセンターは、OECM(Other Effective area based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する地域)の国際データベースに登録され、30by30目標の達成に貢献することになる。550haの敷地の半分以上が森林で、その8割以上はカラマツの人工林だ。デンソーは網走森林組合と協力し、広葉樹を主体とした針広混交林化・天然性林化をめざし、生物多様性を高める活動を行なっている。
敷地内では、環境省や北海道のレッドリストに記載されているクリンソウ(植物)、ベニバナヤマシャクヤク(植物)、クマゲラ(鳥類)といった希少な動植物が観察されており、自然と人との共生が確保されている。デンソーは、これらの生息地を保護し、年4回の定期的なモニタリングを実施している。また、網走市内の小学校に対し、環境教育の場として「デンソー緑のプロジェクト」を実施し、若い世代に生物多様性の保全活動の重要性を伝えている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
三菱食品 広島の物流センターが環境省「自然共生サイト」認定
食品新聞 / 2024年11月12日 14時32分
-
【ダイキン】滋賀製作所「ダイキン滋賀の森」が 環境省の「自然共生サイト」に認定
@Press / 2024年11月5日 11時0分
-
養老孟司代表の「一般社団法人 養老の森」が環境省の定める「自然共生サイト」に認定
PR TIMES / 2024年11月2日 22時40分
-
環境省より「自然共生サイト」認定されたアファンの森での再生活動
PR TIMES / 2024年10月29日 17時45分
-
富士山「まなびの森」 環境省「自然共生サイト」に認定~住友林業で2か所目・自然林再生活動を評価~
PR TIMES / 2024年10月25日 15時45分
ランキング
-
1ローソンストア100「だけ弁当」第12弾は「イシイのミートボール」とコラボした「だけ弁当(イシイのミートボール)」
食品新聞 / 2024年11月23日 20時40分
-
2副業を探す人が知らない「看板広告」意外な儲け方 病院の看板広告をやけにみかける納得の理由
東洋経済オンライン / 2024年11月23日 19時0分
-
3「中間管理職を減らしたい」企業の盲点 リストラで起こる、3つのリスクに備えよ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月24日 8時0分
-
4UUUMを上場廃止させるオーナー会社の腹づもり 買収後も業績は低迷、2度目のTOBに至った深層
東洋経済オンライン / 2024年11月24日 8時0分
-
5【独自】所得減税、富裕層の適用制限案 「103万円の壁」引き上げで
共同通信 / 2024年11月23日 18時57分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください