スマホ屋のEVが「世界最速の4ドアセダン」に、3モーターで1548馬力『SU7 Ultra』発表
レスポンス / 2024年10月31日 17時30分
中国の大手スマートフォンメーカーのシャオミ(小米科技)は10月29日、高性能EVセダン、『SU7 Ultra』を発表した。同社の自動車事業への本格参入を示す製品となっている。
SU7 Ultraは、3モーターと専用設計されたバッテリーパックを搭載し、最高出力1548psを誇る。0-100km/h加速は1.98秒で、設計上の最高速度は350km/hに達する。これにより、量産4ドアセダンとしては世界最速を自負している。
このモデルのプロトタイプが、ドイツのニュルブルクリンク北コースで4ドアセダンの最速記録を更新した。6分46秒874という記録は、7年ぶりの更新となり、中国ブランドとして初めて「ニュルブルクリンク世界最速4ドア車」の称号を獲得した。
シャオミはSU7 Ultraの設計において、高性能を最優先している。車体は全長5115mm、全幅1970mm、全高1465mm、ホイールベース3000mmと、より長く低いスタンスを採用。空力性能を高めるため、大型フロントスプリッターやエアダム、アクティブリアディフューザーなどを装備している。
さらに、カーボンファイバーを広範囲に使用することで、軽量化と高剛性化を図っている。内装では、フロントシートのバックパネルやセンターコンソールパネルなどに採用。外装では大型カーボンファイバールーフを採用し、12kgの軽量化を実現している。
これらの空力パーツとカーボンファイバーの採用により、SU7 Ultraは最大285kgのダウンフォースを生み出すことができる。これはスーパーカー並みの数値だ。
シャオミは、SU7 Ultraの量産版を2025年にもニュルブルクリンクでテストする予定だという。スマートドライビングやスマートコックピット、安全性、高級感などの面でも多くのアップグレードが施されており、日常使用からサーキット走行まで幅広いニーズに対応できる、としている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
海外モバイルトピックス 第423回 シャオミやファーウェイなどスマホメーカーの存在も目立った広州国際モーターショー
マイナビニュース / 2024年11月21日 11時0分
-
アウディ、次世代コンセプトEV発表…775馬力ツインモーター搭載で航続700km
レスポンス / 2024年11月11日 12時0分
-
新型「“3人乗り”スポーツカー」に反響多数! 「買い」「欲しい」 ヤマハ製ユニット×軽量“後輪駆動”でめちゃ楽しそう! 「2+1シート」の「プロジェクト V」伊国でデモ走行実施
くるまのニュース / 2024年10月30日 22時10分
-
最強級の新型「“MR”スポーツカー」初公開! シートとボディ「一体化」のガチガチ仕様! 1200馬力超えで重量1400kgの「W1」英に登場
くるまのニュース / 2024年10月28日 22時10分
-
“全長4.1m”の爆速「2人乗りスポーツカー」がスゴイ! 「420馬力」オーバー&軽量ボディ! “3つの駆動方式”が切り替えられる「SC-01」とは?
くるまのニュース / 2024年10月27日 10時10分
ランキング
-
1とんでもない通帳残高に妻、絶句。家族のために生きてきた65歳元会社員が老後破産まっしぐら…遅くに授かった「ひとり娘」溺愛の果て
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月21日 8時45分
-
2紅白「旧ジャニ出演なし」に騒ぐ人の"大きな誤解" 出演しない理由についての報道の多くがピント外れ
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 13時30分
-
3「洗濯離婚」や「エアコン離婚」が起きる納得の理由 熟年離婚の引き金となるのは「ささいなこと」
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 16時0分
-
4ファミマの「発熱・保温インナー」はヒートテックより優秀? コンビニマニアが比較してみた
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月21日 19時55分
-
5カップヌードル、約1割が“アレ”を入れて食べがちと判明 ギャル曽根も「すごい好き」
Sirabee / 2024年11月19日 4時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください