1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

GMの次世代装甲車両『サバーバン・シールド』が完成、乗用車の技術を軍事応用へ

レスポンス / 2024年10月31日 19時45分

GMは、米国務省の外交安全保障局(DSS)向けに開発した「高性能装甲SUV」の第一号車の生産を完了したと発表した。この車両は、DSSの重装甲スポーツユーティリティビークル(HD SUV)プログラムの一環として開発されたもの。


完成を記念し、GMの防衛向け特殊車両開発部門のGMディフェンスは、米国ノースカロライナ州コンコードにある製造・顧客革新センターで、ジェントリー・スミス外交安全保障担当国務次官補らを招いて式典を開催した。


シボレー『サバーバン・シールド』と名付けられたこの新型HD SUVは、車両重量の増加とパフォーマンス要件に対応するため、独自のボディオンフレームシャシーと特殊なサスペンションを採用している。信頼性を高めるため、ボディ、外装、パワートレイン系、内装、ブレーキなど、GMのグローバルサプライチェーンから調達した実績ある市販部品を多く使用しているのが特徴だ。


GMディフェンスは最高品質の確保と、コスト効率の向上、生産の柔軟性を実現するため、先進的な製造ツールと技術を駆使している。これにより、生産チームは納期を守りつつ効率的な製造を行うことが可能となっている。


同社はDSSの次世代HD SUVプログラムの契約を昨年獲得した。このプログラムはDSSに加え、10以上の連邦機関での使用を想定している。


GMディフェンスのこの取り組みは、民間の自動車技術を政府・軍事用途に応用する新たな可能性を示している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください