ヒョンデ、次世代水素燃料電池車『INITIUM』発表…航続650km以上
レスポンス / 2024年11月5日 15時15分
ヒョンデは、水素燃料電池車(FCEV)の新コンセプトモデル『INITIUM』を韓国で発表した。ヒョンデの水素技術開発27年の集大成とも言える一台という。
INITIUMは、ラテン語で「始まり」や「最初」を意味し、ヒョンデが水素エネルギーのパイオニアとして、水素社会の実現に向けて取り組む姿勢を表している。このコンセプトカーは、2025年上半期に発表予定の新型FCEVのプレビューモデルだ。
ヒョンデは、INITIUMの開発において3つの主要な側面に焦点を当てた。それは、水素車の強みである優れた航続距離と性能向上、家族向けに適した広々とした室内空間とラゲッジエリア、そして水素車特有の利便性と安全性機能だ。
INITIUMは、大容量の水素燃料タンクを搭載し、空気抵抗を低減する空力ホイールと低転がり抵抗タイヤを採用することで、1回の充填で650km以上の航続を目指している。
性能面では、燃料電池技術のさらなる発展により、スタックの出力向上とバッテリー容量の拡大を実現。最大150kWの電動モーター出力により、市街地から高速道路まで、スムーズな加速と追い越し性能を実現する。
INITIUMには、FCEV特有のルートプランナーも搭載されている。これにより、ユーザーは充電ステーションの場所や稼働状況、待機車両数などを簡単に確認でき、最適なルートを設定することができる。
さらに、V2L(Vehicle-to-Load)機能を搭載し、家電製品や個人デバイスへの給電も可能だ。屋外端子は220V家庭用コンセントに直接接続できるよう設計されており、INITIUMは移動手段としてだけでなく、潜在的なエネルギー供給源としても機能する。
ヒョンデは、INITIUMの量産版を2025年上半期に発表する予定だ。この新型FCEVは、同社の水素社会実現へのコミットメントを体現するモデルとなる。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
トヨタが「超スゴいハイエース」実車公開! ホワイト&ブルーボディに「画期的システム」搭載!? 「H2×HEV」仕様とは
くるまのニュース / 2024年11月18日 15時10分
-
2025年度ビジネスプラン発表会「Hyundai Biz. Day」を開催
PR TIMES / 2024年11月8日 18時15分
-
ヒョンデ、新EV「The new IONIQ 5」きょう発売 523.6万円から「The new IONIQ 5」が進化
ORICON NEWS / 2024年11月8日 14時58分
-
東京工科大学の学生が作った「水素燃料電池の特定原付」!? 小型化が難しい技術を学生がどうやって実現したのか?
バイクのニュース / 2024年11月7日 8時10分
-
Hyundai Motorが水素をエネルギー源とする大胆で効率的なFCEVコンセプトカーを新たなデザイン言語のプレビューとして発表
PR TIMES / 2024年11月6日 16時1分
ランキング
-
1【冬の乾燥対策に】ドラッグストアで手軽に買える! ハンドクリーム5選
マイナビニュース / 2024年11月21日 17時0分
-
2書店に行くとなぜか急にトイレに行きたくなる「青木まりこ現象」とは?
マイナビニュース / 2024年11月21日 16時2分
-
3【風呂キャンセル界隈】医師「心身が疲れた時こそ入浴を」 - 安全で健康的な方法とは
マイナビニュース / 2024年11月21日 11時0分
-
4とんでもない通帳残高に妻、絶句。家族のために生きてきた65歳元会社員が老後破産まっしぐら…遅くに授かった「ひとり娘」溺愛の果て
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月21日 8時45分
-
5生産性を上げ、まわりと差がつく5つの栄養素 ライバルを出し抜くために必要なのは「食事」
東洋経済オンライン / 2024年11月21日 10時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください