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シャープに進化! ホンダ『CB750ホーネット』2025年モデルを公開、日本導入も…EICMA2024

レスポンス / 2024年11月9日 12時15分

ホンダは11月5日に開幕したEICMA2024(通称ミラノショー)で、『CB750ホーネット』の2025モデルを発表した。2023年に登場して以来のモデルチェンジとなり、LEDヘッドライトによるシャープな新しいフロントマスクを手に入れた。5インチのカラーTFTスクリーンもアップデート。さらに「クラス最高のパワーウェイトレシオを実現」するなど走りも進化している。日本にも導入予定だという。


欧州では1998年に登場した初代『CB600Fホーネット』が爆発的人気に。2000年から2014年までに「ホーネットカップ」が開催されるなど親しまれながら、レーシングバイクとしての性能を高め続けてきた。


755ccパラレルツインエンジンは、9500rpmで92hp(67.5kW)の最大出力と、7250rpmで75Nmの最大トルクを発揮。ガソリン満タン時の重量を190kgに抑えることで、このカテゴリーで最高の重量/出力比、0.36 kW/kgまたは2.81 kg/kW相当を実現する。


CRFシリーズへの採用で実績のある8バルブユニカムディストリビューションは、最適な燃焼を確保するために渦吸気チャネル(渦流ダクト)と下降吸気ダクトを使用。また270度クランクシャフトから生まれるストロークは力強さを表現。優れた運転感覚と個性をもたらす。6速ギアボックスにはアシスト&スリッパークラッチを装備する。また純正アクセサリーには最新版のクイックシフターも用意される。


スロットルバイワイヤ(TBW)の採用により、5つのライディングモードが選択可能。さらにHSTC(ホンダセレクタブルトルクコントロール)によりトラクションコントロールを3段階で調整することができる。


エンジンはダイヤモンド型のスチールフレームに収められており、チューブの厚さや剛性の最適化により軽量化を実現。足回りは、41mmのショーワ「SFF-BP」倒立フォークと、Pro-Linkリンケージを備えたショーワショックアブソーバーを採用。ダブル4ピストンラジアルマウントキャリパーは、強力かつコントローラブルなブレーキ性能を発揮する。


新設計の5インチカラーTFTスクリーンは、AndroidおよびiOSデバイス向けの「Honda RoadSync」との連携が可能に。バックライト付きのコントロールユニットで操作ができる。ウインカーには自動オフ機能、緊急ブレーキ警告システムも統合されるなど、使い勝手、安全面も向上させている。

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