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天然芝生の野球場に名車が集合…クラシックカーフェスティバル2024 in 北本総合公園

レスポンス / 2024年11月13日 12時30分

埼玉県北本市の北本総合公園野球場で11月9日、「クラシックカーフェスティバル2024 in 北本総合公園」が開かれ、内外のヒストリックカー約130台がエントリーした。


同公園指定管理者である矢口造園の主催(矢口光太郎代表)。同市の秋まつりに合わせて開催されるイベントのひとつで、クラシックカーの展示は今年で15回目となった。


参加資格は、1994年までに生産された国内外の車両。130台がエントリーし、今回はクラシックのロールスロイスとベントレーの博物館「ワク井ミュージアム」から、白洲次郎がケンブリッジ大学に留学した際に愛用していたベントレー『3リッター』(1924年)と、F1ドライバーのF・アロンソが乗車したこともあるロールスロイス『トゥウェンティ』(1928年)の2台が特別展示されて注目された。


天然芝生のグランドには、クラシックカーが気持ち良さげに並べられた。日本に最初に輸入された7台のうちの1台で未再生原型車のオースチンヒーレー『3000MK II』(1962年)、12年を費やしてコツコツと新車並みにレストアしたトヨタ『2000GT』(1967年)、55年間ワンオーナーのスバル『1000』スポーツセダン(1968年)、「埼」(埼玉)ナンバーを維持している三菱『ミニカ』(1969年)、オリジナルコンディションの日産『スカイライン』GT-R(1973年)など、どれもがきれいに保たれた車両であった。


天候も、秋晴れの最高のコンディションに。日産『フェアレディ2000』(1968年)で参加したオーナーは「ここは(主催者が)本当に親切丁寧。参加者を大事にしてくれます。展示場所としてはありえないような天然芝生の野球場ですし、ほかにはないイベント」と、快適な1日を満喫していた。


主催の稲生豊事務局長は「オーナーさんや来場者様に支持され、ここまで続けて来られたのは励みになっています。今回からはスコアボードが電光掲示板になりました。これからもおもてなしの心を持って接していければ」と話していた。

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