125cc以下のバイク、2025年4月から原付免許で運転可能に、ルール紛らわしさも[新聞ウォッチ]
レスポンス / 2024年11月14日 8時15分
最高出力を制御してスピードがあまり出ないようにした総排気量125cc以下の二輪車も、2025年4月1日以降、原付免許で運転できるようになるという。
警察庁が、原付き免許で運転可能な二輪車の範囲を広げる改正道路交通法施行規則を正式に決定したもので2025年4月1日に施行される。きょうの日経などが取り上げているが、改正は業界団体が求めたもので、メーカーは新たな区分に対応した商品開発に動き出しているという。
現行の原付き免許で運転できるのは総排気量50cc以下の原動機付き自転車(原付)に限定。50cc超の車両は普通二輪免許や小型限定普通二輪免許が必要になるが、今回の改正に伴い、125cc以下のうち、原付きと同等の最高出力(4キロワット)に制御した二輪車の運転も認めるそうだ。
日経によると「見直しの背景には25年11月に導入される排ガス規制。新規制に対応するためには開発コストがかさみ、低価格で買えた50cc以下の原付きの良さを損なう」としながら「メーカー各社は50cc以下の生産を終了させる一方、警察庁に免許区分の改正を要望していた」と指摘。有識者検討会がまとめた報告書では、「125cc以下の二輪車でも出力を抑えれば安全性と運転の容易性を確保できると結論づけた」としている。
ただ、50cc以下と同様に2人乗りは禁止となるほか、2段階右折などの交通ルールに変更はなく、さらに、出力抑制されていない車体は125ccでも原付免許のみでは運転できないため、「関係省庁がナンバープレートの色での区分などを検討中」(東京)とも伝えており、ライダーにとっては紛らわしい施行規則の改正と言わざるを得ない。
2024年11月14日付
●米国防長官ヘイグセス氏、トランプ氏指名、FOX司会者、新設の効率化省マスク氏トップ (読売・1面)
●円安一時155円台、3か月半ぶり水準、米金利が上昇 (朝日・7面)
●危険運転に数値基準案、飲酒アルコール濃度・超過速度 (朝日・25面)
●米当局、エンジン不具合でホンダ車(産経・10面)
●中古車登録・届け出、10月6%増(日経・15面)
●ENEOS24%減益、今期最終、銅価格上昇で上振れ、石油3社、原油安で在庫評価損 (日経・19面)
●ガソリン店頭価格、5週ぶり上昇 (日経・25面)
●125cc以下の二輪車運転、原付き免許、来春から可能、警察庁が決定 (日経・43面)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
2025年から原付免許で「125ccバイク」に乗れる!?燃費や本体価格はどのくらい?
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月20日 23時0分
-
「新基準原付」 国交省と警察庁が同時発表 同じバイクで原付と自動二輪の区別をつける方法とは
バイクのニュース / 2024年11月17日 15時10分
-
「原付免許」で125㏄以下のバイクに乗れる! でも「乗れない車種」もアリ? 新基準原付“25年4月から” 注意すべき点とは
くるまのニュース / 2024年11月13日 19時40分
-
125ccも50ccと同等に! ついに誕生「新基準原付」不都合を抱えたままスタート 足並み揃わないルール作り
乗りものニュース / 2024年11月13日 17時44分
-
排気量125cc以下、原付きに 来年4月、出力制限を条件に区分
共同通信 / 2024年11月13日 16時10分
ランキング
-
1クリスマスケーキに異変…『卵』の価格高騰止まらず 夏の猛暑の影響で今後は鳥インフルエンザによる卵不足の恐れも
東海テレビ / 2024年11月21日 21時22分
-
2業績悪化の日産、アメリカでの希望退職に1000人が応募か…世界で9000人削減方針
読売新聞 / 2024年11月21日 22時2分
-
3食用コオロギ会社、破産へ 徳島、消費者の忌避感強く
共同通信 / 2024年11月22日 1時18分
-
4さすがに価格が安すぎた? 『ニトリ』外食事業をわずか3年8カ月で撤退の原因を担当者に直撃「さまざまな取り組みを実施しましたが…」
集英社オンライン / 2024年11月21日 16時49分
-
5為替相場 22日(日本時間 8時)
共同通信 / 2024年11月22日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください