<新連載>[失敗しない初めてのスピーカー交換]市販品に換えれば音が良くなる2つの理由!
レスポンス / 2024年11月14日 19時0分
音楽好きなドライバーの多くが「スピーカー交換」に少なからず興味を持っているはずだ。しかし、何を選ぶべきか、どこでやるべきか、費用はどのくらいかかるのか等々不安要素が多々あり、実行に移せずにいる人も少なくないに違いない。
◆「純正スピーカー」には多くを期待できない…。その理由は2つある!
そうであれば、今回からスタートする当特集に注目してほしい。ここでは「初めてのスピーカー交換」において浮上しがちな疑問や不安を解消していただくための解説を、多角的に展開していく。
第1回目となる当回では、「スピーカー交換」をすることで音が良くなるその理由を説明していく。そうである理由はズバリ、「純正スピーカーには多くを期待できないから」だ。
そしてそうである具体的なポイントは2つある。1つは「コストカットが進んでいるから」で、もう1つは「軽量化が進んでいるから」だ。
スピーカーは実は、性能を上げようとする際には「注げるコスト量」が鍵となる。というのもスピーカーはその仕組みが発明されてからもう100年ほどが経っていて、工業製品として“ローテク”だ。
◆スピーカーは、コストを注ぐほどに性能が上昇!
このように仕組みがシンプルな工業製品は、かけたコストが性能の良し悪しに直結しやすい。スピーカーの場合は、動力を生み出す磁気回路の部品の質や組み上げの精度、そしてそこから生み出されるパワーをしっかり振動板へと伝えるためのフレームの強度や材質や組み上げ方、さらには振動板自体の質の良し悪しや成形の正確さ等々、それぞれに物量や手間を注ぐことで性能が向上していく。
なので、低価格帯の製品が倍の価格帯の製品よりも高性能となることはほぼない。好みが分かれることはあっても、絶対的な性能はグレードが上がるほどに良化する。
で、純正スピーカーには潤沢にコストがかけられているとは到底思えない。クルマは厳しい価格競争にさらされていて、走行性能や安全性能に直結しない部分のコストは削られていて当然だ。
◆スピーカーは、性能を上げようとすれば重くなる。しかし純正スピーカーは…
そして現代のクルマは、燃費性能を上げることが至上命題となっている。かくして燃費を上げるためには、“軽量化”も1つのポイントとなる。結果スピーカーも、軽く作られることとなる。
しかしスピーカーは、性能を上げようとすればするほど重くなる。磁気回路はハイパワーである方が良く、それを求めると大型化する。そしてフレームも堅牢であるほど、磁気回路にて生み出されたパワーを振動板に伝達する際のロスが減る。
しかし純正スピーカーは軽く仕上げられているので、磁気回路は非力でフレームもチープだ。
対して市販スピーカーは作りが確かだ。ゆえにベーシックモデルでも純正スピーカーとは次元の異なる性能を発揮する。
今回は以上だ。次回以降は「初めてのスピーカー」の選び方について解説していく。お楽しみに。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ファイナルが自社開発ドライバー搭載の新設計有線イヤホン ステンレスマウントフレームを初採用
OVO [オーヴォ] / 2024年11月12日 15時30分
-
[音を良くするコツをプロが指南]スピーカーを換えるなら、専門店の「セットプラン」がお得&効果的!
レスポンス / 2024年11月11日 11時0分
-
[サウンドユニット・選択のキモ]スピーカー編…取付費用も含めて予算を勘案!
レスポンス / 2024年11月10日 6時30分
-
[音を良くするコツをプロが指南]何はなくとも「スピーカー」を換えれば音は変わる!
レスポンス / 2024年11月4日 19時0分
-
[サウンドユニット・選択のキモ]スピーカー編…スペック表にてチェックすべきポイントを解説!
レスポンス / 2024年11月3日 19時0分
ランキング
-
1「サイコパス」が多い10の職業と彼らが出世する訳 ダークトライアドのキャリアに関する選別効果
東洋経済オンライン / 2024年11月14日 10時0分
-
2みずほ銀行と楽天カード、新クレジットカード「みずほ楽天カード」を提供開始へ
マイナビニュース / 2024年11月14日 15時20分
-
3日本人の9割が足りていない風邪に勝つ栄養素 ビタミンCより重要度の高い栄養素があった
東洋経済オンライン / 2024年11月14日 10時30分
-
4「姦」という漢字はどう読むのが正しいのか…「平安時代の辞書」に記されていた"すさまじい読み方"
プレジデントオンライン / 2024年11月14日 18時15分
-
5睡眠時間が「6時間未満」の人は要注意…脳内科医が警鐘「老害脳」を加速させる"危ない生活習慣"
プレジデントオンライン / 2024年11月14日 16時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください