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VWの電気ミニバン『ID. Buzz』、北米SUVオブザイヤーの最終候補に

レスポンス / 2024年11月25日 11時0分

日本にも導入予定のフォルクスワーゲン『ID. Buzz』が、北米カー・オブ・ザ・イヤー(NACTOY)のユーティリティ(SUV)オブザイヤーで最終候補に選ばれたと発表した。最終結果は2025年1月、デトロイトオートショー2025で発表される予定だ。


北米カー・オブ・ザ・イヤーは、その年の最も優れた新車を表彰する権威ある賞だ。革新性、デザイン、安全性、ハンドリング、ドライバーの満足度、ユーザー体験、価値などの要素に基づいて評価される。審査は、米国とカナダの幅広いメディアで活躍する50人の経験豊富な自動車ジャーナリストによって行われる。


ID. Buzzは、9月に発表された10台のセミファイナリストの中から選ばれたファイナリストの1台となった。10台のうち7台がID. Buzzを含む電気自動車であり、ユーティリティ車市場の変化を示している。


ID. Buzzは、クラシックなマイクロバスをEV時代に蘇らせた一台。フォルクスワーゲンのMEBアーキテクチャにより、短いオーバーハングと長いホイールベースという伝統的なデザインを実現しつつ、最新のEV技術と先進的な運転支援機能を搭載している。


全モデルに91kWhのバッテリーを搭載し、後輪駆動モデルは282hpで航続距離は234マイル(約376km)、4Motionモデルは335hpで航続距離は231マイル(約371km)となっている。


レトロ調のスタイリングに大きなVWロゴ、2トーンのエクステリアカラーオプションなど、外観は注目を集めそうだ。内装は広々としており、ムーンライト、デューン、コッパーの3つのカラーテーマが用意されている。


標準装備には12.9インチのインフォテインメントディスプレイ、30色のアンビエント照明システム、IQ.DRIVEドライバーアシスト技術、メモリー機能付きパークアシストプラスなどが含まれる。Pro S PlusとFirst Editionトリムには、スライドドアとテールゲートのイージーオープン機能、ハーマンカードンプレミアムオーディオ、調光パノラマガラスルーフが装備されている。

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