マレーシア初の国産EVが発売、プロトン『e.MAS 7』航続410km
レスポンス / 2024年12月18日 14時45分
マレーシアの国民車ブランドのプロトンは、同社初となるEV『e.MAS 7』を発売した。このe.MAS 7は、マレーシア初の国産EVでもある。プロトンの新エネルギー車部門のPRO-NETが、開発を手がけている。価格は10万5800RM(約364万円)から。
プロトンは、この国産EV発表をマレーシアの交通分野における持続可能性とイノベーションの推進力と位置付けている。これは、2050年までにマレーシアを温室効果ガス排出量実質ゼロの国にすることを主要目標の一つとする国家エネルギー移行ロードマップ(NETR)に沿ったものだ。
e.MAS 7は、プロトンが70万時間以上の開発期間を費やし、マレーシア国内の多様な地形や過酷な気象条件下で10万kmのテストを重ねて完成させた。この車両は、プロトンのイノベーションへの取り組みを示すとともに、パートナーであるジーリー(吉利)との緊密な協力関係の成果でもある。
e.MAS 7は、PrimeとPremiumの2つのバリエーションが用意され、5色のボディカラーから選択できる。「Intelligence that Electrifies(知性が電化を牽引する)」をタグラインに掲げ、最新技術を搭載している。
グローバルモジュラーアーキテクチャ(GMA)プラットフォームを採用し、世界最先端の12-in-1インテリジェント電気推進システムを搭載。革新的なCell-to-Body(CTB)バッテリーアーキテクチャや、新世代のリン酸鉄リチウム(LFP)電池のAegis Short-Bladeバッテリーを導入している。
e.MAS 7は、160kWの出力と320Nmのトルクを発生し、0-100km/h加速は6.9秒で達成する。Primeバージョンは49.52kWhバッテリーを搭載し、WLTPレンジは345km。Premiumバージョンは60.22kWhバッテリーで、走行可能距離は410kmに延長される。両バージョンともDC急速充電に対応しており、約20分で30%から80%まで充電可能で、10分の充電で最大135kmの走行距離を充電できる。
車内では、快適な換気機能付きシートや広々としたレッグルーム、33の収納スペースを備えている。15.4インチの2.5K解像度タッチスクリーンディスプレイには、マレーシア全土で1700以上の充電ポイントを表示する充電マップが搭載されている。
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