イタリアン2ドアクーペの傑作が復活!? 『クーペフィアット』後継モデルの噂
レスポンス / 2025年1月5日 18時0分
フィアットがかつて販売していた2ドアクーペ、『クーペ・フィアット』の復活計画があるという噂を入手、早速現代版クーペ・フィアットのCGが制作された。
クーペ・フィアットは当時フィアットに在籍したクリス・バングルがデザインし、1994年から2000年まで製造された、4人乗りの2ドアクーペだ。1995年には日本市場にも導入、同年のグッドデザイン賞金賞を受賞した。
現在の自動車市場に欠けているものといえば、手頃な価格の2ドアクーペだろう。長らくSUVが幅を利かせていた市場にも、ホンダ『プレリュード』が復活、トヨタ『セリカ』、日産『シルビア』などもそれを追う可能性があることから、セグメントの復権が期待されている。
フィアットは現在、コンパクトまたはミッドサイズセグメントでローダウン車種を提供していないため、デザイナーのTheottle氏はイラストレーションのベースを別のものにする必要があった。彼はベースとなるボディにアウディの『RS5クーペ』を選択、そのうえで、オリジナルのクーペ・フィアット(キャビン)、ベントレー『コンチネンタルGT』 (トランクとテールライト)、Lynk & Co『07』(ノーズ)といった要素を融合している。
最終的な予想デザインは驚くほどモダンに見え、クーペ・フィアットのスタイリングが時代を先取りしていたことを証明しているようだ。デザインは、オリジナルのスプリットヘッドライト、特徴的なシャープなフェンダーの折り目、角張ったキャビンを維持しながら、斬新な機能を追加している。
テールは新型と呼ぶには従来型に近い。クーペ・フィアットのフェラーリ風の丸型テールライトをベントレー風の楕円形ユニットに交換している。ディフューザーと楕円形のテールパイプはアウディRS5から流用、アバルト風のデザインに調子を整えている。
クーペ・フィアットが復活するなら、ステランティスの「STLAミディアムアーキテクチャ」の採用が予想される。パワートレインはハイブリッド、PHEV、BEVで互換性を備え、新型車には最適だ。これのパワートレイン、スポーティなシャーシ、魅力的なスタイリングを組み合わせれば、アルファロメオも羨むようなモデルが完成すること間違いない。
日本でジワリ盛り上がりを見せる2ドアスポーツカー市場だが、クーペ・フィアット新型が加われば、なおいっそう熱くなりそうだ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ちょっと丸くなった? メルセデスベンツ『GLB』次期型…EV仕様の登場で EQB は消滅へ!
レスポンス / 2024年12月23日 8時0分
-
トヨタ『RAV4』次期型はやっぱり「ハンマーヘッド」採用! ワールドプレミアは2025年夏か
レスポンス / 2024年12月19日 20時0分
-
賛否両論「新生ジャガー」は何を狙っているか? 奇をてらったわけじゃない確かな戦略の確信犯
東洋経済オンライン / 2024年12月19日 13時0分
-
三菱トライトン人気に続け...ホンダのピックアップ『リッジライン』次期型はパスポート顔になる!?
レスポンス / 2024年12月13日 12時0分
-
「ベイビーベンテイガ」はポルシェと兄弟EVに? 2026年登場予定の新型ベントレーを大予想!
レスポンス / 2024年12月11日 8時0分
ランキング
-
1物忘れや記憶力低下…認知症なのか年なのか、どう見分ければいい?【第一人者が教える 認知症のすべて】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月7日 9時26分
-
2スズキを巨大企業にした鈴木修氏「娘婿の意地」 「中小企業のおやじ」が見せた経営への執念
東洋経済オンライン / 2025年1月7日 8時0分
-
3「ベランダで鳩に餌付けをする」50代女性の隣人が見せた、常識破りの迷惑行為「やけに鳩の鳴き声がうるさいと思ったら…」
日刊SPA! / 2025年1月6日 15時53分
-
42か月で-6キロに成功、内臓脂肪が“勝手に”落ちていく「満腹やせメソッド」で正月太りを解消
週刊女性PRIME / 2025年1月7日 6時30分
-
5年金を67歳から受け取ったら、繰り下げでいくら増える?
オールアバウト / 2025年1月7日 8時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください