ソニーホンダモビリティも採用の最新技術、エレクトロビットが公開へ…CES 2025
レスポンス / 2025年1月7日 6時30分
自動車向けソフトウェアを手がけるエレクトロビットは、「CES 2025」において、ソフトウェア定義車両(SDV)への自動車業界の変革を加速する最新イノベーションを公開すると発表した。
まず注目されるのは、SDVの新しい分類システムだ。レベル0から5までの6段階で構成されるこのフレームワークは、SDVの進化段階を概説し、各レベルを効果的に達成するための実践的なステップを提供する。これにより、自動車メーカーは開発のロードマップを明確に把握できるようになる。
また、CESイノベーション賞を受賞した「EB corbos Linux for Safety Applications」も展示される。これは、自動車の機能安全規格に準拠した世界初のオープンソースオペレーティングシステム(OS)ソリューションであり、開発の速度、柔軟性、コスト削減に大きく貢献する。
さらに、クラウドベースの仮想開発、プロトタイピング、テスト、検証プラットフォームも公開される。このプラットフォームにより、乗用車やトラックメーカー、サプライヤー、その他のサプライヤーは、開発プロセスを「左シフト」(早期化)させることが可能になる。
デジタルコックピットの未来を示す曲面ディスプレイも展示される予定だ。この仮想ソフトウェアソリューションは、車両のライフサイクル全体を通じて、効率的な開発、ブランディング、ローカライゼーション、進化を促進し、ユーザー体験を向上させる。
最後に、AUTOSARとAndroidの世界を融合する新製品「EB corbos Link」がデビューする。この画期的な開発ソリューションは、シームレスな相互運用性を提供しながら、機能や車両機能のカスタマイズと再構成を可能にする。
エレクトロビットの技術は、同社のブースだけでなく、モビリティの未来を実現するパートナーや団体のブースでも展示される。特に、ソニーホンダモビリティの『AFEELA(アフィーラ)』には、エレクトロビットと共同開発したIVIの基盤が統合されている。
これらの革新的な技術により、エレクトロビットは自動車業界のSDVへの移行を加速し、より安全で効率的、そして魅力的なモビリティの未来を切り開いていく。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ヴァレオとアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が協力し、ソフトウェア・ディファインド・ビークルにおけるクラウド・ネイティブ革命を加速
PR TIMES / 2025年1月7日 10時45分
-
SDV時代の車両セキュリティ技術、アウトクリプトが「CES 2025」出展へ
レスポンス / 2024年12月26日 14時0分
-
ソフトウェアが定義するAFEELAはどんな車になるのか…「SDV」ランキング2024
レスポンス / 2024年12月26日 13時0分
-
アウトクリプト、CES2025に出展 最先端のSDV向けセキュリティ技術とテスティングツールを展示
PR TIMES / 2024年12月26日 11時15分
-
ヴァレオ、CES 2025 で明日のモビリティを創出
PR TIMES / 2024年12月20日 18時45分
ランキング
-
1中居正広CM削除「ソフトバンクの判断」が正しい訳 「示談してたのに…」は企業には一切関係ない
東洋経済オンライン / 2025年1月8日 8時40分
-
2キャベツ1玉“1000円超え”も…2025年も値上げラッシュに 閉店危機の飲食店も
日テレNEWS NNN / 2025年1月7日 22時16分
-
3三井住友銀、初任給「30万円」 4万5000円上げ、人材確保
共同通信 / 2025年1月7日 19時42分
-
4なぜ、最低賃金ニュースは“経営者の悲鳴”ばかり? 労働者の声が消えるオトナの事情
ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月8日 6時10分
-
5絶頂の転職エージェントが衰退する致命的構造 転職活動者にはおおむね好評でも気になる批判の声
東洋経済オンライン / 2025年1月8日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください