1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

コンサバなユーザーには不評だった? グリルレスな3代目『パサート』の革新【懐かしのカーカタログ】

レスポンス / 2025年1月19日 17時0分

VW『パサート』は、2代目に当たるモデルが日本市場ではセダンの『サンタナ』(日産のノックダウン)として投入された。その後継車として1988年に登場したのが、パサートとしては3代目となるモデル。セダンとともに、ワゴンボディのヴァリアントが用意された。


初代、2代目(サンタナ)は同世代のアウディ『80』をベースとしたのに対して、この3代目は型式が同じ「B3」ながら、アウディ80はそれまでと同じエンジン縦置きを踏襲していたが、パサートでは横置きに改められたのが特徴だった。


スタイリングはカタログ写真のとおり。エンジンフードを大きくスラントさせ、グリルレスのマスクを組み合わせた、空力を追求したデザインを採用した。ただしVWのフラッグシップでもあり、パサートのユーザー層はコンサバティブだったためか、後期型では一般的なグリルを備えたデザインに変更を受けている。


他方で豊かな室内空間はこのパサートの魅力だった。とくにこのバリアントでは、465~1500リットルのラゲッジスペースを確保、ワゴンモデルらしい言い訳なしの広さ、実用性をもっていた。


搭載エンジンは当初は4気筒の2リットル(のDOHC、後期にあってはSOHC)を設定。ほどなく『ゴルフ』『ヴェント』『コラード』(2.9リットル)、ミニバンの『シャラン』など同世代のVWに搭載されたユニークなV型直列6気筒(2.8リットル)を搭載するVR6が、このパサート・バリアントのラインアップにも加えられた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください