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メルセデスベンツ『GLB』次世代型に超接近! GLAとはシルエットで差別化

レスポンス / 2025年1月23日 9時0分

メルセデスベンツが現在開発中のコンパクト・クロスオーバーSUV、『GLB』次世代型のプロトタイプにカメラが超接近、初めて鮮明に撮影することができた。スクープ班は厳冬のスウェーデン山中で給油中のその姿を捉えた。


メルセデスベンツのコンパクトラインナップの中で最も実用的なGLBは、次期型ではより多くのテクノロジーを搭載、より優れた性能のEVバージョン、そしてわずかに曲線的な外観になると予想される。


メルセデスベンツは、現在のライフサイクルの終わりに『Aクラス』と『Bクラス』を終了させると思われる。しかし、新世代の『CLA』セダンと同シューティングブレークに加えて、完全新設計される『GLA』とこのGLB がラインナップされ、コンパクトクラスは強力であり続ける。


次期GLBのプロトタイプは、現行モデルで魅力を引き立たせたボクシーなシルエットを保持しているが、丸みを帯びたエッジが追加されている。エクステリアは、ハッチバックスタイルを加味しているGLAとは差別化されて、3列シートのGLB後継であるということを強く主張しているデザインだ。


フロントエンドには、現行型に似たスリムなLEDデイタイムランニングライトがヘッドライト上部に走っているが、よく見るとデュアルラインが確認できる。キャビンは、直立したテールと同様に、現行からはわずかに調整されているようだ。後部では、スマート『フォーツー』のテールライトに似た、ダミーのテールライトステッカーで偽装されている。


類似点といえば、メルセデスベンツ『GLB』はスマート『#5』と、形状とサイズが似ているかもしれない。しかし、スマートはジーリー製のアーキテクチャを採用し、いっぽうGLBは新しい「MMA」アーキテクチャーを基盤としているため、これら2つのSUVに設計の関連性はない。


次期GLBがCLA、GLAと共有する「MMA」アーキテクチャーは、完全電動とマイルドハイブリッドのパワートレインのオプションに対応している。現行『EQB』を置き換えることになる次期GLBの完全電動モデルは、最高出力272psのリア搭載電動モーター、または最高出力380psのデュアルモーターセットアップのいずれかのオプションを提供すると予想される。バッテリーパックは58kWhおよび85kWhの設定で提供される可能性があり、航続は、より空力的なボディを備えるCLAで予想される750kmよりは短くなるはずだ。


内燃機関駆動のラインナップには、マイルドハイブリッド1.5リットル直列4気筒ターボガソリンエンジンを搭載、8速デュアルクラッチオートマチックトランスミッション内に小型電気モーターが積まれる。内燃エンジンは最高出力136ps、163ps、190psの3つのパワーレベルで提供され、電気モーターからさらに 27psが追加される。


新型の駆動レイアウトは、現行同様に前輪駆動(FWD)と全輪駆動(AWD)の両方を提供する。パフォーマンスバージョンのAMGでは、パワーと効率を高めるために何らかの形のハイブリッドアシスタンスが採用されるはずだ。


メルセデスベンツは2025年に次期CLAを発表する予定で、そのときに次期GLBに関するより具体的で詳細な情報も明らかになると期待される。

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