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雪上無敵の走り!…5年ぶり開催の「SUBARU ゲレンデタクシー2025」

レスポンス / 2025年1月24日 11時30分

新潟県湯沢町の苗場スキー場で1月18日と19日、「SUBARU ゲレンデタクシー2025」が開催され、来場者はプロドライバーが運転する新型『クロストレック』などに同乗しドリフトの連続などに歓声を上げていた。


ゲレンデタクシーは、来場客をプロドライバーが運転するスバルのSUVに乗せてスキー場を全力で上り下りするというイベント。シンメトリカルAWDを核とした雪上性能の高さを体感できるというもので、2014年に初開催。今回は2020年以来5年ぶりの開催となった。


イベント初日は、オープニングセレモニーとして、「SUBARU×全日本スキー連盟(SAJ)特別企画」を実施。SAJ会長で、ゲレンデタクシーのオフィシャルアンバサダーに就任した原田雅彦氏らが登場した。また、スバルが1976年から続けているSAJへのサポートが2026年に50周年を迎えるにあたり、これまでチームサポートカーとして車両貸与してきた『レオーネ』や『レガシィ』など歴代車両を復活させ、デモランや展示なども行われた。


この日のステージとなった第5ゲレンデは、すでに午前の部となる9時前には同乗希望者の長蛇の列となった。車両は、ストロングハイブリッドのクロストレックや『フォレスター』『レガシィアウトバック』など。この日のための特別な改造はされていない市販車状態で、タイヤもブリヂストンの『ブリザック』を装着するという、“素”のままである。


そんなノーマル車が全力でゲレンデを駆け上がり、横滑りしながら下りてくる様子に、会場は大盛り上がり。同乗者たちはいずれもスバル車の雪上性能の良さに驚きの声を上げていた。


「ゲレンデの上りであんな加速感を感じられれるなんてすごい。4輪がしっかり雪を掴んでいることがわかりました。下りでも全タイヤでグリップしている安心感もすごい! タイヤ性能の進化にも感動しました」


「踏み固められてない路面でかつ雪の深さもそこそこありましたが、ドライバーは全開に近い位に踏んでいるようでした! ステアリングを左右に振りましたがリアが必要以上に流れることもなくて、後部座席に乗っていましたが変な挙動はなかったです」


「外から見てるとかなりテール振ってるように見えても、ドライバーの意識とクルマが一体感があって綺麗に無駄なく前に前に進んでいてとても安定感がありました」


「(下り坂での走行を補助する)ヒルディセントコントロールも装備していて雪の斜面もゆっくり真っ直ぐ降りていました。ヒルディセントコントロール自分でも試してみたいです!」


「雪道を走る時、上り坂より下り坂がおっかないものですが、下り坂が怖くなかったです。プロドライバーの運転という安心感はありましたが、普段は運転者が良くても同乗者が不安を覚えることもあります。そんな不安を覚えない走りだったので、クルマも良いんだなあと思いました」


「あんな坂でもドライバーが難しい操作しなくても安全に降りていける制御がすごい。いつか自分で走ってみたーい!」


ドライバーを務めたひとり、2025年もSUPER GTにスバルチームから出場するレーシングドライバーの山内英輝選手も、来場者以上に楽しんだ様子。「この安定感はやっぱりすごいですね!」と、主戦場とは異なる雪上でも華麗なテクニックを披露していた。


ゲレンデタクシー運行の合間には、ラリー界を代表する新井敏弘選手と鎌田卓麻選手による雪上ドリフトショーも開催。『WRX S4』によるド派手なデモランに大歓声が上がっていた。


ゲレンデタクシーは1月25日と26日にも苗場プリンスホテルで開催される予定。

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