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「新生活の足」に選びたい! 通勤通学に活躍する、スズキ、ホンダ、ヤマハの原付2種スクーター11選

レスポンス / 2025年1月31日 12時0分

「生活の足」として人気のカテゴリーが原付2種免許で乗ることができる125ccスクーターだ。高速道路こそ走れないものの、50cc原付のような二段階右折や、30km/h制限なく125ccクラスならではのトルクフルで軽快な走りで、通勤・通学や街乗り、最近ではフードデリバリーなどでも活躍する。それでいて、30万円以下から購入できるのも魅力だ。


2025年4月より新基準原付として原付1種免許で125ccまで運転できるようになるが、同免許で乗れるのは最高出力4kW(5.4ps)以下に制限したバイクのみ。従来の125ccクラスの優位性は変わらないと言って良いだろう。


春、新しい生活を迎えるにあたり、快適な移動手段を検討してみてはいかがだろうか。というわけで、今回は新車で買える125ccクラスの国産原付2種スクーターをピックアップする。国内大手4メーカーで125ccスクーターをラインアップするのは、スズキ、ホンダ、ヤマハの3社だ。メーカーごとに全11車種を紹介していこう。


◆スズキ


●アドレス125(27万3900円)


『アドレス125』現行モデルは2022年10月に登場。1991年に「アドレスV100」として登場以来、125ccスクーターの代名詞的存在となっている。「通勤快速」の異名でも広く知られ、快適性と充実した装備を特徴とする。


ボディは、街になじむ丸みのあるデザインとし、ヘッドランプとポジションランプには視認性の良いLEDを採用。フラットで広々とした足元スペースと広く座り心地の良いシートにより、快適なライディングポジションを実現している。


鍵穴をしっかりガードするシャッター付キーシリンダーを採用したほか、ヘルメットホルダー2個を装備したシート下トランクスペース、左フロントインナーラック、USBソケットなど、使い勝手の良い装備を充実。またスピードメーターはシンプルで見やすいアナログ式で、メーターの周りにはランプの色が青から緑へ変化することで運転状況を知ることができるエコドライブイルミネーションを採用している。


125ccスクーターとしては最安クラスの価格も大きな魅力だ。


●アヴェニス125(28万4900円)


アドレス125と同様に、インドで生産・販売される『アヴェニス125』は、よりシャープでスポーティなデザインが特徴。ボディマウントしたLEDヘッドランプや2灯式のLEDリヤコンビネーションランプ、フル液晶ディスプレイなどを装備し、軽量な車体によるきびきびとした走りが魅力のスポーティースクーターとなっている。


インストルメントパネルにはフル液晶ディスプレイを採用し、メーターやインジケーターを見やすく配置しているほか、燃費の良い運転をひと目で確認することができるエコドライブインジケーターを装備。アドレス125同様のシャッター付キーシリンダーやヘルメットホルダー2個を装備したシート下トランクスペース、右フロントインナーラック、USBソケットのほか、ふた付きの左フロントインナーボックスなど、使い勝手の良い装備を採用した。


フレームには、専用設計の大径パイプを採用し、軽量化に貢献、SEP(SUZUKI ECO PERFORMANCE)エンジンと組み合わせることで、力強い加速、高い走行安定性とコーナリング性能を実現する。


●バーグマンストリート125EX(31万7900円)


現行『バーグマンストリート125EX』は2023年3月発売。毎日の走りにエレガントなスタイリングとワンランク上の装備を求めるライダー向けのラグジュアリースクーターだ。


スタイリングは、流麗なボディーラインにボディーマウントしたウインドスクリーンやシートに施された赤いステッチなど細部までこだわりの詰まった高級感のあるデザインとし、前後灯火類には視認性の高いLEDランプを採用した。


エンジンは、力強い加速と優れた燃費性能を両立させた従来のSEP(SUZUKI ECO PERFORMANCE)に、停車時にエンジンを自動的に停止させるアイドリングストップシステムと、エンジンを静かに始動させるサイレントスターターシステムを組み込んだSEP-αをスズキとして初採用。


インストルメントパネルはフル液晶ディスプレイを採用し、メーターやインジケーターを見やすく配置しているほか、燃費のよい運転をひと目で確認することができるエコドライブインジケーターを装備。リヤキャリアを標準装備としたほか、USBソケットやヘルメットホルダー2個を装備したシート下トランクスペース、シャッター付キーシリンダー、巡航時に足を伸ばすことのできるフットボードやカットフロアボードなどを採用し、日常での使いやすさと高い快適性も実現している。


◆ホンダ


●Dio110(21万7800円)


今回の11車種の中で唯一125cc以下のモデルが『Dio110』だ。現行モデルの登場は2021年1月で、スポーティなエクステリアの印象そのままに軽快な走りと扱いやすい出力特性を兼ね備えたモデル。


新設計の空冷・4ストローク・OHC・109cc単気筒エンジン「eSP」を搭載。圧縮比を高めたコンパクトな燃焼室とし、エンジンをロングストローク化することで燃費性能をより高めるなど、力強い走りと環境性能を高次元で両立している。


新設計フレームeSAFは、プレス材に高張力鋼板を使用し、レーザー溶接などの最新技術を採用した、高剛性かつ軽量なフレームとした。Honda SMART Keyシステムや、低燃費運転をサポートするECOインジケーターを採用するなど、使い勝手を高める装備をより充実させている。


●リード125(34万1000円)


『リード125』現行モデルの登場は2022年。2024年11月には外観デザインと仕様の一部を変更し、フロントカバーまわりの構成部品と、車体側面に配した車名ロゴのデザインを変更し、より洗練された印象を持たせた。


水冷4バルブ単気筒エンジン「eSP+」を搭載し、力強い走りと低燃費を両立。また、環境性能の向上と静粛性に寄与するアイドリングストップ・システムを継続採用している。エンジン始動時や、シートの解・施錠時に便利なHonda SMART Keyシステムを採用している。


USBソケット(Type-C)を標準装備したほか、シート下スペースにはヘルメットやB4サイズのバッグなどが入る、容量37リットルのラゲッジボックスも備わる。純正アクセサリーには、使い勝手や快適性をより高めるトップボックスやウインドシールドなど用途に応じた豊富なアクセサリーをラインアップするのも魅力のひとつ。


●PCX(37万9000円)


スタイリッシュな外観と環境性能に優れたエンジンなどで人気のモデルが『PCX』だ。


現行モデルは2021年1月に発売され、2025年2月6より外観を一新した改良モデルが発売される。フロントまわりには新形状のヘッドライトを採用しメーターの装飾変更を行い、シルバーのハンドルカバーを新たに採用。リアまわりは発光部を新デザインとしたテールランプを中心に引き締まった印象を演出し、より上質なスタイリングとなっている。


軽快なハンドリングと日常での取り回しやすさを追求した新設計フレームに、出力向上とさらなる低燃費を実現した、新設計の水冷4バルブ・124cc単気筒エンジンの「eSP+」を搭載。前後輪ディスクブレーキにフロントのみ作動する1チャンネルABSを標準装備し、スリップしやすい路面での安心感に寄与する、Honda セレクタブル トルク コントロールを採用するなど、上質な走りと優れた環境性を高次元で両立させた。


シート下スペースには、ヘルメット1個が収納可能な容量30リットルのラゲッジボックスを確保、エンジン始動時やシートの施錠/開錠時に便利なHonda SMART Keyシステム、USB Type-Cソケットを標準装備し、通勤や通学などさまざまなシチュエーションでの使い勝手にこだわった一台となっている。


◆ヤマハ


●ジョグ125(26万7300円)


2022年10月に登場した『ジョグ125』は、1983年から続くヤマハの50ccスポーツスクーターの代名詞「ジョグ」初の125ccエンジン(空冷4サイクル124cc「BLUE CORE」エンジン)搭載モデル。50ccはホンダ製エンジンを搭載(2025年1月現在)しているが、ジョグ125はヤマハモーター台湾が自社製造するところもポイントだ。


FIセッティングとの相乗効果で8.3psの高出力によるスムーズな加速と51.9km/リットル(WMTCモード)もの低燃費を両立しているのも生活の足として大きなメリット。他BLUE COREエンジンと同様、「スマートモータージェネレーター」を搭載。始動時はスターターモーターとして、走行時はジェネレーターとして機能。スターターモーターと減速ギアが不要となり、軽量・コンパクト化と静かなエンジン始動を実現する。


基本骨格には、同社原付二種スクーターとして最軽量ながらもボディ剛性をバランスさせた新設計のアンダーボーン型フレームを採用。シートはクッションの硬さを調整して足つきの良さと乗り心地を両立。ヤマハ125ccスクーターとしてはもっとも低いシート高735mmとし、取り回しのよさも特徴。コンパクトながら広いフットスペース、容量約21.3リットルのシート下収納スペースを確保。また、フロントには600ミリリットルまでのペットボトルが入るトランクスペースや折りたたみ式フロントフック、タンデムライダーが握りやすいグラブバーを装備。さらに、充電などに活用可能なUSBソケットもアクセサリー設定している。


●アクシスZ(28万3800円)


アクシスZは「実用的で維持費削減を望むお客様の声に応えた原付2種の次世代モデルとして開発」されたという、まさに生活の足をささえる125ccスクーターで、通勤など日常の足として、登場以来不動の人気となっている。


ジョグ125と並び、ヤマハ車トップの低燃費51.9km/リットル(WMTCモード)を実現。100kgの扱いやすい軽量ボディ、ジェット型ヘルメット2個収納可能な37リットルの大容量シート下収納、シャープなラインを取り入れたアクティブでモダンなスタイルが特徴となっている。


2024年9月には新たなカラーバリエーションを追加し、新色「マットダークグリーン」と「パープル」はクラスを超えた上質な雰囲気を醸し出している。


●シグナスグリファス(37万4000円)


“Advanced Total Performance Sport”をコンセプトに開発されたシグナスグリファス。パワフルな走行性能と高い環境性能、そして通勤や通学など幅広い用途での利便性を追求したパッケージで、走りにこだわるライダーの2台目、3台目の足として選ばれることも多いモデルだ。


ヤマハらしいこだわりのカラーリングを採用しているのも特徴で、2024年8月に登場した最新モデルではスポーツ性をより感じさせるカラーを採用。特に「ブルー」は、スーパースポーツの「YZF-R」シリーズとの関係性を強調しながら、フロントパネルとフェンダーのグラフィックを際立たせることで、スポーティなイメージをさらに高めている。


現行モデルは2021年11月の登場だが、高燃焼効率、ロス低減、冷却性の3点を照準に開発したシリーズ初の水冷ブルーコアエンジンを搭載、走りの楽しさと44.5km/リットルの低燃費を両立させた。始動時は始動モーターとして機能し、走行時はジェネレーターとして働くSMG(Smart Motor Generator)や、可変バルブの採用など、パワートレインの見どころも多い。


約28リットルのシート下トランクに加え、トランク前方にはヘルメットフックを2個装備。フロントポケット上部にはスマートフォンなどの充電に便利なUSBソケット、フロントパネル側には持ち手の太いバッグも掛けられる折り畳み式の大型フックを装備する。


●NMAX(37万9000円)


『NMAX』は欧州や日本で人気の「MAXシリーズ」のDNAを受け継ぎ、その特徴である斬新なスタイルやスポーティな走りをコンパクトなボディに凝縮したシティコミューターで、他原付2種スクーターとは異なる個性をもつモデルだ。


2021年5月に登場した現行モデルは、着信通知や燃費管理が可能なスマートフォン用専用アプリ「ヤマハ モーターサイクル コネクト(Y-コネクト)」に同社国内モデルで初対応した「つながるバイク」でもある。スマートフォンの画面を「RevsDashboard」として利用でき、アクセル開度、エンジン回転数、加速度、エコ運転状況等を表示するほか、ライディングデータをもとにメンテナンス時期を通知するなど、先進機能も盛り込んだ。


「スマートモータージェネレータ」や「アイドリングストップシステム」の採用で、エコかつ静かでなめらかな走りを実現する。トラクションコントロールシステムも採用し、濡れた未舗装路等でも安定した走りを実現するなど、走行性能の高さも特徴となっている。


スタイリングは「Prestige Confidence」をコンセプトに、初めてスクーターに乗る人にも一目でわかる快適性・信頼性の表現やビジネスクラスに乗るような優越感をスタイリングのポイントとするなど、デザインへのこだわりも一線を画す。


●トリシティ125(49万5000円)


今回紹介した11車種の中でも最も異色といえる一台が『トリシティ125』だ。ヤマハが展開するLMW(Leaning Multi Wheel)シリーズのトリシティ125は、フロント2輪を持つのが大きな特徴。


2023年に登場した最新モデルでは新設計のフレームと足回りを採用し、大型スポーツタイプのLMWモデル『ナイケン』や『トリシティ300』で実績を積んだ「LMWアッカーマン・ジオメトリ」を新たに専用設計し採用。フロントサスペンション周りとのバランスを最適化し、自然な操縦性と接地感を実現。快適で質感ある乗り心地をもたらし、押し歩きもスムーズとなった。


新フレームは縦剛性、ねじり剛性を強化しつつ、適度なしなりを確保。エンジン搭載位置などのバランスを整え、上質感があり自然なハンドリング、優れた直進安定性、乗り心地を支える。またホイールベースを1350mmから1410mmへ延長したことにあわせ、リアサスペンションはショックアブソーバーの全長を延長。バネレート及び減衰力を最適化することで、上質感があり落ち着いた走行性をもたらしている。


スマートフォン用アプリ「ヤマハモーターサイクルコネクト(Y-コネクト)」への対応や、ノブ操作だけでエンジン始動が可能な「スマートキー」、新デザインのメーターパネル、フットスペースの前後長を約20mm延長した「フットボードスペース」、操作しやすい「タンデムフットレスト」、照射範囲を拡大した「ヘッドランプ」など、日常使いに便利な機能を充実させている。

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