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マンション・アパートの機械式駐車場でもEV充電可能に、ユビ電とファムが業務提携

レスポンス / 2025年2月2日 11時0分

EV充電サービス「WeCharge」を展開するユビ電は、機械式駐車装置のメンテナンスや開発を手がけるファムと業務提携契約を結んだと発表した。


この提携により、これまで技術的な制約でEV充電が困難だった機械式駐車場においても、電気を自由に使える新しい充電環境を創造する。


日本政府は2050年カーボンニュートラル実現に向けて、2035年までに国内での乗用車新車販売を電動車100%とする方針を示している。これに伴い、充電設備の整備が不可欠となっているが、日本の人口の4割以上を占めるマンション・アパート居住者には、「自宅で充電できない」という大きな課題がある。


都市部のマンション管理組合や賃貸オーナーからは、敷地内の機械式駐車場へのEV充電設備設置に関する問い合わせが増加している。しかし、機械式駐車場へのEV充電設備の設置には多くの制約があり、設置可能な駐車スペースが大幅に制限されたり、そもそも設置ができないとされるケースが多く存在する。自宅で充電できない場合、近隣の公共充電に依存せざるを得ず、EVの利便性が大きく低下する。


機械式駐車装置の保守・改修技術を30年以上にわたり磨き上げてきたファムと、マンションEV充電を手げけるユビ電は、今回の業務提携により、これまで充電が困難とされてきた機械式駐車場への設置課題に、それぞれの技術力と経験を活かして取り組んでいく。


この提携により、機械式駐車場でも、全駐車スペースへの充電設備検討が可能になる。また、平置き駐車場と機械式駐車場を「WeCharge」のサービスで共通管理できるようになり、設置工事から保守まで、ワンストップでの対応が可能となる。さらに、設置対象となる機械式駐車装置のメーカーや装置の制約もなくなる。


この新たな取り組みにより、都市部のマンション居住者のEV充電問題に対する解決策が提供され、日本のEV普及を後押しすることが期待されている。

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