トヨタ プリウスPHEV、ジオフェンシング技術で「リッター200km」に燃費向上…欧州2025年モデル
レスポンス / 2025年2月3日 7時0分
トヨタ自動車の欧州部門は、『プリウス・プラグインハイブリッド』の2025年モデルを発表した。欧州向けの2025年モデルには、新たに「ジオフェンシング技術」を導入する。この革新的な機能により、効率性と利便性が大幅に向上する見込みという。
『プリウス』は1997年の発売以来、世界初の量産ハイブリッド車として自動車業界に大きな影響を与えてきた。これまでの累計販売台数は530万台を超え、そのうちプラグインハイブリッド車は35万台に達している。
2025年モデルで導入されるジオフェンシング技術は、クラウドナビゲーションを通じて道路や交通状況を分析し、ユーザーの定期的な走行ルートや運転スタイルを学習する。これにより、低排出ガスゾーンに向かう際にバッテリー充電を最適化し、ハイブリッドモードと電気モードを自動的に切り替えることが可能になる。
プリウス・プラグインハイブリッドの電気走行距離は最大86kmで、市街地走行に限れば110kmまで伸びる。これにより、日常的な走行の大部分を電気モードでカバーできるようになった。長距離走行時や充電が難しい場合でも、最新のプラグインハイブリッド技術により、低排出ガスでのパワフルな走行が可能だ。
燃費性能も大幅に向上し、最も効率の良いグレードでは0.5リットル/100km(200km/リットル)を達成。CO2排出量はWLTPモード複合で11g/kmと、プリウス史上最低を記録している。
さらに、2025年モデルでは全グレードに新たな標準装備が追加される。スマートフォンを使用して車両にアクセスし、エンジンを始動できるデジタルキーや、前席のワイヤレス充電器などが含まれる。
安全面では、最新世代のトヨタ T-MateシステムとToyota Safety Senseを搭載。最新の運転支援機能や事故防止システムにより、安全性と使いやすさが向上している。
プリウスは四半世紀以上にわたり、電動化技術の普及に貢献してきた。2025年モデルは、その伝統を受け継ぎながら、さらなる進化を遂げている。新たに導入されるジオフェンシング技術や充実した標準装備により、ユーザーにとってより効率的で便利な車両となっている。
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