550馬力スーパーワゴン登場! レーシングDNAを持つBMW『M3 CSツーリング』
レスポンス / 2025年2月3日 17時0分
BMWは、『M3 CSツーリング』を発表した。このモデルは、レーシングカー由来の高性能技術と日常での実用性を高次元で融合させた『M3ツーリング』のさらなる高性能バージョンだ。
M3 CSツーリングの心臓部には、レース用に設計された3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンが搭載されている。このエンジンは、クローズドデッキ構造のクランクケースや鍛造軽量クランクシャフト、3Dプリント製コアを持つシリンダーヘッドなど、多数のレーシングカー由来の技術を採用している。
このパワーユニットは、BMWのMブランドで知られる高回転特性と、エンジン回転域上限までのリニアな出力特性を組み合わせている。2基のモノスクロールターボチャージャーの最大ブースト圧を2.1バールに引き上げ、エンジン制御を最適化することで、『M3コンペティションツーリング』と比較して20hp増の550hpを実現した。
この強力なエンジンと専用設計されたシャシー技術により、M3 CSツーリングは0-100km/h加速を3.5秒で達成。最高速度は電子制御により300km/hに制限されている。
軽量化にも注力しており、ボンネットやフロントスプリッター、フロントエアインテーク、エクステリアミラーキャップ、リアディフューザーなど、多くの部分にカーボン繊維強化プラスチック(CFRP)を採用。内装でもMカーボンバケットシートやCFRP製のステアリングホイールシフトパドルなどを採用し、M3コンペティションツーリングと比較して約15kgの軽量化を実現している。
外観では、ボンネットやフロントスプリッターなどの露出したカーボンファイバーが、ブリティッシュレーシンググリーンやラグナセカブルーなどの鮮やかなボディカラーと対照的な印象を与えている。フロントグリルには赤い輪郭線が施され、ヘッドライトはGTレーシングカーと同様の特徴的な黄色い光を放つ。
BMWは、このM3 CSツーリングで高性能スポーツカーの性能と実用的なワゴンボディの利便性を両立させ、新たな市場セグメントの開拓を目指している。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
トヨタ新「2ドアスポーツカー」日本初公開へ! 「大幅馬力アップ」&“専用エアロ”盛り沢山! 生産終了前の完熟モデル「スープラ A90ファイナルエディション」大阪オートメッセに登場!
くるまのニュース / 2025年2月1日 8時10分
-
全長5m超えBMW「新ステーションワゴン」発売! 「新世代“ターボ”エンジン」×「48Vハイブリッド」搭載! 5シリーズツーリングに「523iツーリング」が追加
くるまのニュース / 2025年1月28日 17時30分
-
アストンマーティン、新型『ヴァンテージロードスター』発表…クーペよりも高剛性、Zルーフは業界最速開閉
レスポンス / 2025年1月16日 16時0分
-
オフロード性能に全振り!? BMWモトラッドが推す、ある意味「GS」の真髄「F 900 GS」を体験!!
バイクのニュース / 2025年1月15日 12時10分
-
「逆回転クランク」って何? バイクのエンジンは何がどっちに回っている?
バイクのニュース / 2025年1月10日 11時10分
ランキング
-
1こんな所までモザイク処理が…!Googleストリートビュー、意外なプライバシー保護に爆笑「うちもやられた」「面白い」
まいどなニュース / 2025年2月3日 7時20分
-
2新型車続々、2025年スポーツカー人気復活の兆し プレリュードやシビックなどの注目モデル公開
東洋経済オンライン / 2025年2月3日 13時30分
-
3開幕まで2カ月も大阪万博ご難続き…入場券販売不振で“政敵”に泣きつき、海外パビリオン完成もわずか数カ国
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月3日 16時3分
-
4来年9月は11年ぶりの4連休で大型シルバーウィークに 国民の祝日、国立天文台が発表
産経ニュース / 2025年2月3日 12時57分
-
5朝まで起きない「ぐっすりストレッチ」基本の3つ 眠るタイミングに向けて深部体温を下げる方法
東洋経済オンライン / 2025年2月3日 9時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください