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スズキ『ジムニー』、初めてインド中央武装警察隊に採用…過酷な国境警備任務に

レスポンス / 2025年2月11日 14時0分

スズキのインド子会社のマルチスズキは、インド・チベット国境警察(ITBP)に『ジムニー』60台を納入したと発表した。これは、ジムニーが初めて中央武装警察隊(CAPF)に採用されたケースとなる。納入された車両は、レー・ラダックやアルナーチャル・プラデーシュ州の国境地域に配備される予定だ。


納入式は、ニューデリーのITBP本部で行われ、ITBP本部の追加長官アブドゥル・ガニ・ミール氏と、マルチスズキのマーケティング・販売担当上級執行役員パルト・バネルジー氏が出席した。


ITBPは、インドで最も過酷な地形で活動しており、冬季の気温がマイナス45度まで下がる高地ヒマラヤ地域も含まれる。氷河や雪に覆われた山岳地帯、険しい地形など、遠隔で立ち入りが困難な場所が多く、頑丈な車両が必要とされている。ジムニーは、その優れたオフロード性能で、このような極限条件下での使用に適している。


マルチスズキのバネルジー氏は、「ジムニーのITBPへの納入は、マルチスズキにとって誇りある瞬間。ジムニーは、ITBPの隊員が国を守る過酷な国境地域を走行するのに理想的な車両。『決して引き返さない』というジムニーのタグラインは、制服を着た勇敢な兵士たちの決意と勇気にも通じるものがある」とコメントした。


ジムニーは50年以上の歴史を持ち、言うまでもなく世界中で人気のモデルだ。高地や氷点下の地形での性能に定評がある。5ドアモデルは、ラダーフレームシャシーとALLGRIP PRO(4x4)技術を採用し、優れたオフロード性能を実現している。


マルチスズキは、ハリヤナ州グルグラムの工場でジムニー5ドアを製造しており、インドから約100か国に輸出している。最近では、日本向けにジムニー5ドアを『ジムニーノマド』として輸出を開始し、「メイク・イン・インディア」イニシアチブに貢献している。

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