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すでに活発化した今年の「蚊」 専門家は「早くて多くてしつこい」 刺されないポイント 除菌シートなどで足を拭くと効果的

RKB毎日放送 / 2024年5月28日 11時33分

5月なのに「すでに蚊に刺された」という方も多いのではないでしょうか?

今年の「蚊」は例年と比べて異例の早さで活発化していて、専門家は「早くて、多くて、しつこい」と予想しています。

対策等についても取材しました。

27日、福岡市内で蚊について取材していると、すでにたくさん刺されたという親子が。

Q.今年、蚊に刺されましたか?

小学生「いっぱい刺されました。6回以上刺されました」

父親「何度も刺されています。4月の終わりからもう蚊がいた」

母親「家の周りにめっちゃいる(蚊よけスプレーは)去年の残りを使っていたけど、全然足りなくてこの間購入しました」

今年の蚊の傾向は…専門家「早い、多い、しつこい」

今年の蚊の傾向について蚊の生態を研究しているヤマザキ動物看護大学の長島孝行教授に聞きました。

ヤマザキ動物看護大学長島孝行教授
「一つは早いということですね。二つ目は多いかもしれない。三つめはしつこい。この3点だと思います」

平年の蚊の活動期は4月から11月、なかでも血を多く吸う増殖期は7月から9月までです。

去年は猛暑の影響で7~8月の蚊の活動が減り、増殖期が9月から11月にずれこみました。

今年は気温の上昇に伴って5月からすでに蚊の増殖期が始まっています。

今年の夏は去年と同じように猛暑で活動が減少し、9月から11月にもう一度、増殖期が来るのではないかと長島教授は予想しています。

ヤマザキ動物看護大学長島孝行教授
「蚊は夏の風物詩とよく言われていましたけど、春からになっている。7月~8月は猛暑で蚊の活動は弱まりますが、秋は産卵するために最後のチャンスですのでここで一気に増えてくるのではないかと。夏に蚊が少なかったからもういないだろうと思わないで。秋になってから蚊は一生懸命産卵するはずです」

蚊に刺されないようにするためのポイントは?

1つ目は「明るい色の服を選ぶ」です。
蚊は黒や紫など色の濃いものに集まる習性があるそうです。

2つ目は「二酸化炭素」です。
蚊は二酸化炭素を感知する能力がとても高いため、例えば、お酒を飲んだ後や運動をした後は要注意です。

3つ目は「におい」です。
人間は肌の保湿をする常在菌を持っていて、その菌のにおいを蚊は好みます。特に常在菌が多いのが足を除菌シートなどで拭いて、においを抑えると効果的だということです。

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