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「少ない水で消火できる」せっけん系消火剤 泥炭火災に悩むインドネシアでの普及目指す

RKB毎日放送 / 2024年5月29日 10時22分

北九州市の「シャボン玉石けん」が開発した「せっけん系の消火剤」は、地中で燃え広がる火災=泥炭火災に効果的とされています。

泥炭火災に悩むインドネシアでの普及を目指し、現地の消防関係者を対象とした研修会が北九州市で開かれました。

インドネシアの消防関係者に使い方を紹介

八幡東消防署で実施された研修会にはインドネシアから来日した消防関係者などが参加しました。

消防士が実際にせっけん系の消火剤を水に混ぜて噴射し、使い方を説明しました。

泥炭火災で森林減少に悩むインドネシア

インドネシアでは、植物が十分に分解されずに堆積した地層=泥炭層が燃える泥炭火災が多発していて森林減少の大きな原因となっています。

地中で長時間くすぶり、地表から水をかけるだけでは消火することが難しい泥炭火災ですが、少ない水で地中深くに浸透しやすいせっけん系の消火剤は、泥炭火災に効果的とされています。

「シャボン玉石けん」が開発

の消火剤は北九州市に本社を置く「シャボン玉石けん」が開発したもので、おととし旦過市場一帯を襲った大規模火災などでも使われています。

2013年からインドネシアの泥炭火災で実際に使って効果を確認し、現在は普及に向けた事業を進めています。

研修会に参加したインドネシアの消防関係者は「少ない水で消火できるのでいい。使いたい」と話していました。

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