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バーベキューの炭「消したつもり」で火事のおそれも 確実に火を消すには 捨て方にも注意が必要

RKB毎日放送 / 2024年6月4日 16時39分

6月3日未明、福岡県大野城市のグランピング施設でテントなどを焼く火事がありました。

警察は、前日の夜にバーべキューで使われた炭の火が完全に消えておらず、燃え広がった可能性もあるとみて調べています。

これから夏にかけては、バーベキューを楽しむ機会も増える時期です。
改めて「正しい炭火の消し方」を確認します。

「炭火を適切に消す方法」とは

①使用した炭を水につける・「金属製のバケツ」が適しています。
「プラスチック製」のバケツの場合、炭の熱で溶けてしまう可能性があるためです。
・炭は一つずつ入れるようにしてください。
・20分は水につけてください。
すぐに取り出すと、完全に火が消えていない可能性があります。

②「火消しつぼ」を利用・炭を入れて、ふたを閉めるだけでOK。
酸素の供給が遮断されるため自然に鎮火します。
・火消しつぼで鎮火した炭は再利用が可能で、環境にもやさしい方法です。
・金額は様々で1000円台のものもあります。

火を消す際の注意点は

①BBQコンロ上の炭に直接、水をかけない。
・高温の水蒸気が発生し、やけどをするおそれがあります。
・コンロ自体が変形してしまう可能性もあります。

②炭によって鎮火時間が異なる
・備長炭やオガ炭といった火が長続きする種類の炭は、自然に燃え尽きるまでに半日から丸一日かかることがあります。
・水にしっかりつけ「鎮火した」と思っても、しつこいくらい水をかけるなど注意をしてください。

③鎮火後の炭の処分方法
・「炭は自然のものだから、埋めれば土に還る」と思いがちですが、炭素を多く含む炭は土の中で分解されにくく、土に還りません。
・「燃えるごみ」としている自治体が多いものの、自治体によって異なることがあるので、処分の際は確認してください。

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