自宅マンションで布団に火をつけたか 無職の男を再逮捕「意図的に放火した訳ではない」容疑を否認

福岡市中央区のマンションでぼやの対応にあたった警察官を包丁で脅したとして住人の男が逮捕された事件で、警察は、布団に火をつけて燃やしたとして、男を再逮捕しました。

非現住建造物等放火の疑いで再逮捕されたのは、中央区高砂の無職・長野勝容疑者（44）です。

長野容疑者は5月28日、自宅のマンションの一室で布団にライターで火をつけて床を燃やした疑いが持たれています。

事件当時、不審な110番を受けて駆けつけた警察官が2階の一室から煙が出ているのを発見。

ベランダにいた長野容疑者が包丁を示しながら拳銃を渡すよう求めるジェスチャーを繰り返したことから、警察は暴力行為等処罰法違反の疑いで現行犯逮捕していました。

火は警察官が消し止め、けが人はいませんでしたが、その後の捜査で長野容疑者が火をつけた疑いが強まったということです。

取り調べに対し長野容疑者は、「私のやったことだと思いますが、意図的に放火した訳ではありません」と容疑を否認しています。