ベランダ焼くぼや「収れん火災」の可能性 太陽光が水の入ったペットボトルを通過→１点に集中し発火したか

４日夕方、福岡県大野城市のマンションのベランダで段ボールなどを焼くぼやがありました。

ベランダからは水の入ったペットボトルも見つかっていて、警察は、太陽の光がペットボトルを通って段ボールの１点に集中し発火した「収れん火災」の可能性があるとみて調べています。

ベランダに水が入ったペットボトと段ボール

４日午後５時半ごろ、大野城市仲畑のマンション一室のベランダでぼやがあり、約３０分後に消し止められました。

けが人はいませんでした。

この火事で、ベランダに置いていた段ボールなどが焼けました。

ベランダからは水の入ったペットボトルも見つかっていて、警察は、太陽の光がペットボトルを通って段ボールの１点に集中し、火災が発生する「収れん火災」の可能性があるとみて火が出た原因を詳しく調べています。

太陽の光が反射したり、屈折したりして１点に集中することで発生する「収れん火災」は、季節を問わず起きる可能性があります。

消防は、「日の当たるところにペットボトルなどを置かない」よう注意を呼びかけています。