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旦過市場2度目の火災 火元となった飲食店経営の女に有罪判決

RKB毎日放送 / 2024年7月11日 16時35分

おととし8月、北九州市の旦過市場一帯で起きた2度目の火災で、火元となった飲食店経営の女が業務上失火の罪に問われている裁判。福岡地裁小倉支部は11日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

油が入ったフライパンに処理剤→加熱し出火

判決などによりますと、小倉北区の真行ひとみ被告(63)はおととし8月、経営していた飲食店で、食用油が入ったフライパンに処理剤を入れて加熱したままその場を離れ、食用油を出火させて、旦過市場一帯のあわせて29棟を焼損させました。

11日の判決で、福岡地裁小倉支部の渡部五郎裁判長は、「多数の住民の生命、身体、財産に対する危険を発生させた。多数の店舗が廃業または移転を余儀なくされるなど甚大な被害が生じた。過失の程度は重い」と指摘。

木造飲食店が密集していて燃え広がりやすい状況については、「火気の使用に当たりより一層の注意が求められていたというべき」として、刑事責任を減らす事情にはあたらないとしました。

その一方で、反省の弁を述べていることや復旧対策会議に100万円を寄付したことなど、酌むべき事情もあるとして、禁錮2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

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