王貞治さんとハンク・アーロンさんが発起人「世界少年野球大会」開会式 王さん「元気を出してやってほしい」

「世界のホームラン王」王貞治さんなどが立ち上げた「世界少年野球大会」の開会式が２９日、福岡県大野城市で行われました。

「世界少年野球大会」の開会式には、大会の発起人である王貞治さんや、巨人ＯＢの中畑清さんなどが参加しました。

この大会は、日米のホームラン王として知られる王さんとハンク・アーロンさんが、野球の普及と子供たちの交流を目的に、１９９０年に始めたもので、今年で３０回目を迎えます。

世界少年野球推進財団・王貞治理事長「今回は特に気持ちがワクワクしますね。日本に来てこんな経験をする事はめったにない。積極的に友達を作るように元気を出してやってほしい」

２９日は、王さんなどが見守るなか、１４の国と地域から参加した子供たちが、野球教室や親善試合を通して交流を深めました。

ドイツからの参加者「新しい友達もできてとてもいい練習でした」

日本からの参加者「英語はあまり話せないけどジェスチャーでなんとかできました。ホームランをいっぱい打てる選手になりたい」

大会は、８月５日までの９日間、福岡県の９つの市と町を会場に行われます。