【不起訴】無免許運転で事故→けがをさせ逃走したとして逮捕の男性（３７） 理由は「諸般の事情を総合的に考慮」

6月、福岡市東区で無免許で車を運転して車2台と衝突し、2人にけがをさせたうえそのまま逃走したとして、逮捕された男性（37）について、福岡地検は、今後起訴しないことを決めました。

男性は、6月25日、福岡市東区箱崎ふ頭で、無免許で車を運転し信号停車中の中型トラックに追突。

逃走しようとバックしたところ、後ろで停車していた乗用車にも衝突したうえ、そのまま逃走したとして無免許過失運転傷害と救護義務違反の疑いで逮捕されていました。

この事故で、乗用車を運転していた男性（33）と一緒に乗っていた男性（32）が腰椎や頸椎の捻挫など全治8日のけがをしています。

警察の取り調べに対し男性は、「弁護士が来てから話す」と黙秘していました。

この男性について、福岡地検は7月26日今後起訴しないことを決めました。

理由については「諸般の事情を総合的に考慮した」としています。