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動物園に4頭のゾウがやってきた! 全面公開は10月末ごろ予定も離れた場所からは見ることが可能 福岡市動物園

RKB毎日放送 / 2024年7月31日 16時11分

福岡市動物園に4頭のアジアゾウがやってきました。

ミャンマーからの長旅でしたが元気な姿を見せています。

福岡市は、4頭のゾウの名前を公募しファンクラブも作ることにしています。

若松康志 記者「午前7時15分、ゾウを乗せた貨物機が北九州空港に降り立ちました」

4頭のアジアゾウは7月30日朝、北九州空港に到着しました。

貨物室の扉がゆっくりと開くとゾウを入れた檻が出てきました。

撮影していたカメラマンも思わず声を上げます。

高木吾朗 カメラマン「あ、鼻見えた鼻!」

4頭のゾウは、2台の大型トラックで福岡市に向かいした。

福岡市動物園でのゾウの飼育の歴史は古く、1953年の開園以来4頭のゾウを飼育してきました。

記憶に新しいのは1973年に来園したメスの「はな子」です。

「はな子」は人気投票で1位になるなど40年以上の長きにわたって多くの人に愛されましたが、2017年にこの世を去り、それ以来、福岡市動物園にゾウはいなくなりました。

一方、福岡市は2016年にミャンマーのヤンゴン市と姉妹都市提携を結びました。

ミャンマーはゾウの飼育が盛んで2019年にはゾウを含む動物交流の覚書が締結されました。

しかし2021年にミャンマーが軍事政権となり、国内で対立が続いていることやコロナ禍もあってゾウの受け入れは延期が続きました。

軍事政権への批判からゾウの受け入れに反対する声もあります。

それでも福岡市はおよそ18億円をかけてゾウ舎をリニューアルするなど準備を進め、ようやく福岡市にゾウがやってきたのです。

江里口雄介 記者「きました、きました、ゾウを乗せたトラックが今やってきました。福岡市動物園に7年ぶりのゾウがやってきました」

動物園に無事到着したゾウは檻ごとゾウ舎の入口へと運ばれました。

そして、最初にゾウ舎に姿を見せたのは4頭の中で最年長、22歳の母親ゾウ。

ミャンマーから28時間の長旅の疲れも見せず、水分補給のためのサトウキビや、スイカをゆっくりと食べていました。

そこに3歳のメスの子ゾウが現れます。

江里口雄介 記者「今ですね3歳の子ゾウの方が、お母さんの母乳を飲んでいるようですね。24時間以上檻で離れ離れになっていたので少し不安だったのかもしれません。」

その後、14歳のオスと12歳のメスがゾウ舎に入り引っ越し作業が完了したのは午後7時過ぎのことでした。

一夜明けた31日、福岡市の高島市長が会見を開きました。

福岡市・高島宗一郎 市長「7年間の空白期間を経て、ついに福岡市動物園に4頭のゾウがやってきてくれました。早速ではありますが、ゾウさん4頭の名前を募集したいというふうに思います。」

福岡市は8月1日から4頭の名前を公募すると発表しました。

また、4頭のゾウのエサ代が年間2300万円かかることからエサ代をサポートするファンクラブのメンバーも募集します。

公開はまだですが、動物園では、ゾウの来園を記念してオリジナルクッキーやぬいぐるみなどが早速、販売されていました。

記者「ミャンマーからゾウが4頭到着したんですよ」
来園客「えっ!来た!ゾウがくるって話は知っていたんですけど、実際来ているのを見るの、めっちゃ楽しみです」
来園者「昔1度見たから、もう1回見たいと思って楽しみです」

4頭のゾウは福岡市動物園の環境に慣れさせる必要があるため、全面公開は10月末ごろを予定しているということです。

とはいえ、ゾウ舎からある程度離れた場所からであれば31日から、悠々と歩くゾウの姿を見ることができます。

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