死亡したのは50歳のパイロット男性と70歳の整備士男性と判明 福岡県柳川市のヘリ墜落事故 運航会社を家宅捜索し原因捜査

福岡県柳川市でヘリコプターが墜落した事故で、警察は31日、死亡した2人が50歳のパイロットの男性と70歳の整備士の男性であることが判明したと発表しました。

警察は、30日にヘリコプターの運航会社を家宅捜索するなどして事故の原因を詳しく調べています。

この事故は、今月28日、柳川市の農地に佐賀空港に向かっていたヘリコプターが墜落し、2人の遺体が見つかったものです。

警察によるDNA型の鑑定などで、亡くなったのはいずれも佐賀市に住む、エス・ジー・シー佐賀航空のパイロット・柳井法和さんと、整備士の和田穫さんと判明したということです。

警察は、30日、ヘリコプターを運航する「エス・ジー・シー佐賀航空」の本社を業務上過失致死容疑で家宅捜索しました。

2人の勤務状況や運航に問題がなかったなど、事故の原因について詳しく調べています。