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パリ6区の人気カフェ メニューに「八女茶」 注文客は「まるで香水のような香り」

RKB毎日放送 / 2024年7月31日 18時14分

去年、発祥から600年を迎えた八女茶。健康志向などで海外での人気も高まっていて、フランス・パリのカフェでも提供されています。

緑茶ブームフランスでも

RKB 本田奈也花アナウンサー「パリ市民の憩いの場であるリュクサンブール公園。ここのすぐ近くにあるのがチョコレート界の巨匠とも言われるジャン=ポール・エヴァンの娘が経営するカフェです。中にはマカロンやケーキ、さらにはパンなどもあります。ここでは八女茶を味わうことができます」

パリ6区美しい街並みが広がり、多くの学生が住んでいる地域です。ここで人気のカフェが「パヴァーヌ」です。

ショーケースにはおいしそうなスイーツが並びます。

気になるメニューを見てみると…フランス語に交じって「SENCHAFUKUOKAJAPON」の文字これはそう!八女茶のことなんです。

RKB 本田奈也花アナウンサー「緑茶の中で八女茶を選んだ理由は何でしょうか?

カフェ・パヴァーヌ マノン・エヴァンさん「鹿児島産などいろいろ日本茶を味わいましたが、私にとって、八女茶が特に美味しくて、香りが好きだったので選びました。うまみなど緑茶の味がフランスで知られるようになりフランス人もとても緑茶を楽しんでいます。」

来店客はー
「ベリーナイス。ケーキに合うと思いますし、ピロシキとも合いそうです。」
「とてもおいしい。まるで香水のような香りが口の中にどんどん広がります。」

フランスへの輸出 10年で3倍に

ジェトロ=日本貿易機構によるとフランスへの緑茶の輸出は年々増えていて10年間でおよそ3倍となりました。フランスでは今、緑茶ブームとなっているようです。

RKB 本田奈也花アナウンサー「マノンさん自身はよく八女茶を飲まれますか?」

カフェ・パヴァーヌ マノン・エヴァンさん「朝は八女茶を飲みます。寝起きに飲むと気分が良くなって上機嫌になります。」

生産しているのは福岡県八女市の農家

このお茶を生産しているのが八女市の「八女茶くま園」です。

標高およそ400メートル、耳納山地の山間部で育つ八女茶で緑茶の栽培に適した条件が揃っています。

八女茶くま園 久間正大代表「昼と夜の気温差が大きいのでじっくり芽がゆっくり成長するので旨味も貯めることができるしお茶にはいいのかなと思います」

世界7か国と取り引き

久間正大さんは40年続く茶園の3代目。

2014年から海外への輸出を始め現在は、アメリカやイギリス、ドバイなど7か国と取り引きしています。

中でもフランスでの評価が高く、日本茶のコンテストではグランプリを受賞しました。

八女茶くま園 久間正大代表「やっぱりカテキンを多く含んでいる飲み物は緑茶しかない。スーパーフード的な感じの扱いになると思うんですけどそういうのがやっぱり日本茶にはあるということで興味を持たれています」

フランスでの日本茶ブームについて、久間さんは…

八女茶くま園 久間正大代表「思っている以上に海外の人たちは日本のお茶を待っているのでやりがいがあると思っています。なんか不思議な感じなんですけど自分たちの作ってるものが評価されると国は関係なくですねほんと嬉しいですしやっぱり八女とかそういう名前が知られると嬉しく思います。」

緑茶はカテキンの含有量が多く、抗酸化作用が期待できます。

ワインと同じくポリフェノールが多いので、フランスでも評価されているということです。

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