増える高齢者の「てんかん」 認知症と間違えて見逃されるケースも
RKB毎日放送 / 2024年8月5日 16時59分
発作を繰り返す脳の病気「てんかん」について正しく理解してもらおうという講座が福岡市で開かれました。
最近は高齢者の発症が増えているということです。
約100人に1人が罹患
福岡市中央区で開かれたてんかん総合講座には福祉施設の職員や患者や家族などおよそ230人が参加しました。
てんかんは、脳の神経細胞の過剰な興奮によって発作が生じる病気で、主催した日本てんかん協会によると国内ではおよそ100人に1人が罹患し、福岡県内には4万人程の患者がいるということです。
「数秒間ボーっとする」症状も
講座では、症状の違いやてんかんと間違われやすい症状などについて専門の医師が説明しました。
数秒間ボーっとするなど気づかれにくい症状もあるほか、最近は脳の老化により高齢者の発症も増えていて、記憶障害などの症状から認知症と間違えて見逃されるケースも少なくないということです。
九大病院が相談窓口
九州大学病院 脳神経内科重藤寛史 医師「周りの人が観察する。あるいは自分で意識が途切れていたな、ということがある場合には、病院を受診してもらったほうがいいかなと思います」
九大病院は県のてんかん支援拠点病院に指定されていて、てんかんに関する相談窓口を開設しています。
電話番号 092ー642ー4379
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