1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「私はいいから、子供を」叫ぶ母 バスと軽乗用車が衝突 軽乗用車に乗っていた5歳と7歳の女の子が死亡

RKB毎日放送 / 2024年8月19日 16時3分

福岡市早良区で18日、路線バスと軽乗用車が衝突し、軽乗用車に乗っていた5歳と7歳の女の子2人が死亡しました。

現場近くの防犯カメラには、直進してきた路線バスに軽乗用車が正面から突っ込んだ事故当時の様子が映っていました。

事故現場の近くにある防犯カメラの映像です。

画面左側から直進してきた路線バスに軽乗用車が正面から突っ込み、反動で反対側の歩道に乗り上げて止まる様子が映っています。18日午前11時すぎ、福岡市早良区東入部の国道で、西鉄の路線バスと軽乗用車が衝突しました。

軽乗用車には、近くに住む古賀優麗愛ちゃん(7)と妹の麻里愛ちゃん(5)、その母親(32)が乗っていて、3人とも病院に運ばれましたが、姉妹2人が出血性ショックのため死亡しました。

母親は左足の腱を断裂する重傷で、バスの乗客3人も軽傷を負っています。

警察によりますと、亡くなった2人はシートベルトを着用していましたが、軽乗用車にチャイルドシートは載っていなかったということです。

RKB 馬場遼之介記者「現場は緩やかなカーブで現在も道路上には跡が残っており、事故の衝撃を物語っています」

近くに住む人「ドーンと音がして事故かなって見に行ったら、お母さんが叫んでいました。義母によると、『私はいいから、子供を』と。必死に心臓マッサージが行われていました」

心臓マッサージをした人「音を聞いてすぐに駆けつけました。ドアが歪んでいて、開けづらかった。シートベルトをはずして被害者を外に出しました。119に電話して、どうしたらいいか聞いて。寝かせたあと、心臓マッサージをしました。呼びかけに反応しませんでした。お母さんは娘さんの名前を呼んで『ごめんね』と言っていました。お子さんに外傷はなかったから、助かるかなと思っていました。」

現場は片側1車線の緩やかなカーブで、バスの運転手は警察に対し、「軽乗用車が中央線をはみ出してきた」と話しているということです。

警察は、過失運転致死傷の疑いで軽乗用車を運転していた母親から話を聞くなど、事故の原因を調べています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください