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インターハイ日本一を目指した高校生たち フェアリージャパン元コーチから指導も

RKB毎日放送 / 2024年8月19日 18時20分

福岡市の中村学園女子高校・新体操部。全国4位の実績を持つ強豪校です。

中村学園女子高校新体操部は今月、福岡県北九州市で行われたインターハイに出場。

OBでフェアリージャパンの元コーチからも指導を受け、日本一を目指し全力で取り組みました。

強豪 中村学園女子高校「新体操部」

福岡市の中村学園女子高校「新体操部」。

今年3月に行われた「全国高等学校新体操選抜大会」の団体の部で4位入賞を果たした強豪校です。

新体操は、フープやリボンなどを使って演技し技の難度や芸術性、出来栄えなどで得点を競います。

選手たちは表現力や技の一体感を強化するため日々練習に励んでいます。

チームのOBはフェアリージャパン元コーチ

フェアリージャパン元コーチ吉岡紀子さん(60)「投げる前はちゃんと体整えて準備」

この日は、チームのOBが様子を見に来ました。

3月まで新体操の女子日本代表「フェアリージャパン」のコーチを務めていた吉岡紀子さんです。

インターハイに向けて、練習する後輩たちの姿にコーチの血が騒ぎます。

指導する吉岡紀子さん「ターン、はいひゅっ」「膝もうちょっと上げてもう一回」「キャッチしたら幸せオーラいっぱい出して」

今年5月に行われたインターハイ県予選。

中村学園女子高校は見事優勝を果たしたものの、一体感やメンタル面で、インターハイに向けての課題も見つかりました。

地元開催 インターハイ当日

そして迎えたインターハイの日。

福岡県北九州市にある会場に入る選手達は少し緊張した様子です。

中村学園女子高校3年 松崎摩子さん「緊張はありますが、地元開催ということで応援の力も大きいと思うので応援も力に変えて、これまでやってきたことを全て出し切れるようにしたいです」

各県の代表校が次々と華麗な演技を見せる中、いよいよ中村学園女子高校の出番です。

2分30秒の演技 難易度高い技も

最初の大技をしっかりと決め、順調なスタートを切ります。

複雑で難しいフープの受け渡しもひとつひとつしっかりこなしていきます。

緊張感を保ちながら楽しそうな表情を崩さない選手たち。

最後の技も決め、およそ2分30秒の演技を終えました。

課題だった一体感も表現でき選手たちはすべてを出し切った晴れやかな表情を見せました。

中村学園女子高校2年 上野百々果さん「地元開催で、これまで感じたことのない声援で力を感じて楽しく一本できたことがまずうれしかったし、惜しいところとかもあったけど、今自分たちができることはやりきれたと思うので次にむかってまた頑張りたいと思います」

中村学園女子高校3年 松崎摩子さん「練習の時からずっと『全員で日本一』と言う目標で試合に出るメンバーだけじゃなくてみんなでこの試合の運営とか応援とかを全員でするという意識でやってきたからこそ、みんなが支えてくれたおかげで一本できたと思うので、涙が出てきました」

「おめでとう」元コーチの言葉

応援に駆けつけた吉岡さんも選手たちの演技を高く評価しました。

フェアリージャパン元コーチ 吉岡紀子さん「今の実力が十分に発揮できたと思うのですごくよかったです。自分たちを褒めてください。すごく楽しかった。コーチたちに感謝して自分に感謝してチームに感謝してください。おめでとう」

結果は5位入賞。

大学生や社会人も参加する「全日本新体操選手権大会」への出場権を獲得しました。

選手たちにとって、インターハイでの入賞は次につながる大きな一歩。

11月の全日本選手権に向けて中村学園女子高校新体操部の挑戦は続きます。

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