トヨタ･日産 ＥＶ向け蓄電池工場を福岡県内に新設へ 知事「地元企業との取引拡大や企業の新規参入、雇用創出に期待」

福岡県は、トヨタ自動車と日産自動車が県内に電気自動車向けの蓄電池工場を新設すると発表しました。

地元企業との取引拡大や関連企業の新規参入に期待したいとしています。

福岡県の服部知事は、6日、トヨタ自動車と日産自動車が県内に電気自動車向けの蓄電池工場の建設を決めたことについて、「数千人規模の新たな雇用創出が期待できる」と話しました。

福岡県 服部誠太郎 知事
「地元企業の皆さんの取引拡大や新規参入、あるいは関連企業のさらなる福岡県への集積がはかられると期待されます」

トヨタ自動車は苅田町に日産自動車は県内にそれぞれ工場を新設し、次世代型の電気自動車向け蓄電池を開発・生産する予定です。

政府は6日、蓄電池量産に向けて最大3400億円あまりを補助すると発表していて、県内の工場建設にもその一部が充てられます。