本人が追突事故を通報するもろれつ回らず…タクシー運転手が酒気帯び運転の疑いで逮捕 福岡県内で２人が飲酒運転で逮捕

福岡県では１５日、飲酒運転が相次ぎ、タクシー運転手の男ら２人が逮捕されました。

１５日午前２時半すぎ、福岡市中央区大手門の交差点で赤信号で止まっていた軽乗用車に別の軽乗用車が追突しました。

事故を起こした男が自ら警察に通報しましたが、男のろれつが回っておらず、駆けつけた警察官が男の呼気を調べたところ、基準値を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。

逮捕されたのは福岡市早良区のタクシー運転手渡辺啓一容疑者（５４）です。

取り調べに対し渡辺容疑者は「酒を飲んで車を運転したのは間違いない」と容疑を認めているということです。

一方、１５日午前５時すぎには田川市白鳥町でウィンカーを出さずに走行する軽自動車をパトロール中の警察官が見つけました。

呼気から基準値の３倍を超えるアルコールが検出されたため、運転していた住所不定・自称清掃業の正木裕仁容疑者（３５）が酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。

取り調べに対し正木容疑者は「きのうの夜１１時くらいまで飲んだけど、寝たから残ってないと思っていた」と供述し、容疑を否認しています。