ＪＲ九州チケットレスサービス開始 ９月２６日から 切符なしでもＱＲコードで改札を通過

ＪＲ九州は、９月２６日からＱＲコードを使用したチケットレスサービスを開始すると発表しました。

博多駅を発着する主要な特急列車と西九州新幹線が対象で、ネット予約すればきっぷを受け取らずに改札を通過できるということです。

券売機の混雑緩和を期待

ＪＲ九州 古宮洋二社長「窓口に行かずに発券なしで直接行けるということが、今回の一番の狙いというか、便利さのところでございます」

ＪＲ九州は２０日、ＱＲコードを使ったチケットレスサービス、通称「ＱＲチケレス」を９月２６日から開始することを明らかにしました。

開始を前にＪＲ吉塚駅で行われたデモンストレーション。

ＲＫＢ 江里口雄介記者「きっぷを使わずにこのスマートフォンのＱＲコードを使って…改札を通過することができます」

ＪＲ九州が９月２６日から始めるのはＱＲコードを使ったチケットレスサービス、通称「ＱＲチケレス」で、開始を前に１８日、ＪＲ吉塚駅でデモンストレーションを行いました。

「ＪＲ九州インターネット列車予約」で対象区間の列車を予約した場合、きっぷを受けとることなくスマートフォンに表示されたＱＲコードで改札を通過することができます。

対象となるのは博多駅を発着する主要な特急列車と西九州新幹線の運行区間のネット限定きっぷで、９月２６日から予約が可能です。

サービス開始に伴い、対象区間内の１９７駅にチケットレス専用の自動改札機やスタンド型の改札機のほか、ポスター型の改札を設置します。

ＪＲ九州 営業部企画課寺林勇貴 副課長「お客さまの貴重なご旅行の時間をより有効に使っていただけるようになると思いますので、楽しみにして頂ければと思います」

ＪＲ九州は、このサービスを導入することで「博多駅では窓口にいく人が２～３割減る」と予想しています。