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石破新総理に期待すること 早期解散めぐる「発言のぶれ」影響指摘する声も

RKB毎日放送 / 2024年10月1日 16時16分

石破茂氏が、第102代総理大臣に選出されました。

新総理に何を期待するのか、福岡の有権者から様々な声が聞かれました。

また、早期の解散総選挙を表明したことについての影響を、専門家に聞きました。

福岡の有権者は

「政治と金の問題は早く解決してもらいたい。石破さんはなかなか素晴らしい人ですからいい政治をされるのではないかと思っております」

「皆さんを元気にしてほしいっていうのが第一ですね。期待はしてるんですけどちょっとスタートがまずそうなこともあるのでぜひ頑張ってもらいたいと思います」

「給料を上げてほしいです」「僕らの意見とかを直接聞いて貰えるような方だとすごく安心するのかな」

「どう変わるのかは楽しみではあるけど、これといって期待はあんまり」

「発言のぶれ」懸念材料に

早期の解散総選挙に踏み切る意向を示した石破総理について政治ジャーナリストの武田一顕さんは・・・・・

政治ジャーナリスト 武田一顕さん「石破さんは最初の、総裁選の第一声なんかは予算委員会をちゃんとやろうといったわけですよね。自分が総理に当選した場合は。ところが実際に当選したら早くやったほうがいいだろうという進言を受けた。森山さんが幹事長を引き受ける条件として早期解散だと言っていた、という風にも聞いていますからそれも大きく作用した。何よりも野党側の戦う姿勢が整わないうちに早くに解散総選挙をしてしまおうという狙いが透けてみえます」

武田さんは、石破総理の「発言のぶれ」が解散総選挙にも影響を与える可能性があると話します。

政治ジャーナリスト 武田一顕さん「(1998年橋本内閣)橋本龍太郎さんが参議院選挙で、選挙中の発言がぶれたことによって当時人気だったのにかかわらず惨敗したことがありましたから、その点で石破さんが言っていることが変わったという点はかなり大きな懸念材料になっています」

支部長「空白」福岡9区の行方は

一方、選挙に向けた動きも加速しています。

1日、自民党本部を訪れたのは福岡県連の原口会長です。

支部長が「空白」となっている福岡9区について森山幹事長や小泉選対委員長と面会し、大家敏志参院議員を支部長にするよう求めました。

自民党福岡県連 原口剣生県連会長「自民党としてはそこにちゃんとした候補者をたててそれを戦うべきだというお話をしてまいりました。現執行部の中で討議をさせていただきたいと言われました」

福岡9区にはこのほか無所属の現職・緒方林太郎氏、無所属の新人・三原朝利氏、共産党の新人・山田博敏氏が出馬を表明しています。

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