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裁判所の窓口に果物ナイフを持つ男→苦情を言いながら自分の足を切る 銃刀法違反疑いで47歳男を現行犯逮捕 職員にけが無し

RKB毎日放送 / 2024年10月2日 13時10分

1日、福岡地裁小倉支部で正当な理由がないのに果物ナイフを持っていたとして47歳の無職の男が現行犯逮捕されました。

男は、裁判所内にある民事部の窓口を訪れていて職員に対して苦情を言いながら刃物を出し、自分の足を切ったということです。

1日午前10時ごろ、北九州市小倉北区にある福岡地裁小倉支部の職員から「刃物を持った男がいる」と警察に通報がありました。

駆けつけた警察官が裁判所内にいた男に事情を聞くなどしたところ男のエコバッグの中に刃の長さが約12.5センチの果物ナイフが入っているのを発見。

刃物所持する正当な理由も無かったため男を銃刀法違反(刃物の携帯の禁止)の疑いで現行犯逮捕しました。

逮捕されたのは、北九州市小倉北区金田に住む無職の日本名・藤田佳史、本名・許佳史容疑者(47)です。

警察によりますと許容疑者は裁判所内にある民事部の窓口を訪れていて職員に対して苦情を言いながら刃物を出し、自分の右足を切ったということです。

許容疑者は、軽傷を負いましたが、裁判所の職員などにけがはありませんでした。

取り調べに対し許容疑者は、容疑を認めた上で動機について「私が裁判所に申し立てたことが全く反映されず、不当な扱いを受けていたことを裁判所に是正してもらいたかったから」などと話しているということです。

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