「操縦はよかですよ。人間もくたびれる。機械に頼りたい」スマート農業現地研修会 ロボットやAI活用で担い手不足の解消を
RKB毎日放送 / 2024年10月8日 19時16分
ロボットやAIなどの先端技術を活用した「スマート農業」の研修会が、佐賀市で開かれました。
農業の現場で課題となっている担い手不足の解消が期待されています。
8日午前、佐賀市富士町で開かれた、スマート農業の研修会。
スマート農業とは、ロボットや人工知能=AIなどの先端技術を活用し、農作業を効率化して生産性を向上させようとするものです。
担い手不足解消などのために国や自治体が普及を進めていて8日の研修会には、中山間地域の農家や農業関係者ら約30人が参加しました。
参加者はまず、自動運転のトラクターを体験。GPS装置が取り付けられていて、自動で進むため、難しいハンドル操作をする必要がありません。
トラクターに試乗した人「(ハンドルは)放してます。手放しですね。経験がない人でも乗っていて楽かなと」
トラクターに試乗した人「事故がなくなると思います。GPSがついて」
高田佳明記者「リモコンで操作してるのはロボット草刈り機です。急な斜面など人が作業しにくい場所でも簡単に草を刈ることができるということです」
続いて体験したのは、農作業の中でも重労働で時間がかかる草刈りです。
草刈り体験をした人「操縦はよかですよ。人間もくたびれる。どうしても機械に頼りたい」
佐賀市農業振興課・土井邦生係長「農業に精通していない人でも熟練者並みの作業ができる。担い手の確保につながっていくかなと考えている」
佐賀市では、今後も研修会や講演会などを開いて、スマート農業の普及を進め、担い手不足の解消につなげたいとしています。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
AIを活用したスマート農業で収量を予測し物流を効率化。NIPPON EXPRESS ホールディングスからシリーズB資金調達
PR TIMES / 2024年10月8日 14時45分
-
千葉市の小学生、国産自動飛行ドローンで農体験
PR TIMES / 2024年10月1日 10時0分
-
【特集】まもなく開村60年の大潟村 離農や後継者不足など課題が浮き彫りに…先行き不安な食料の安定供給継続を目指す男性経営者の取り組み
ABS秋田放送 / 2024年9月25日 18時1分
-
農業従事者の減少問題をテクノロジーでカバー! - IIJが進めるスマート農業の取り組みとは?
マイナビニュース / 2024年9月25日 11時0分
-
暑さ対策で注目 進む!農業の自動化 広島
広島テレビ ニュース / 2024年9月19日 19時48分
ランキング
-
1ノーベル平和賞に日本原水爆被害者団体協議会 島根県松江市在住の女性が代表理事 本間代表「驚いて涙が出た。改めて平和を強く訴えていきたい」
日本海テレビ / 2024年10月11日 19時10分
-
2田村瑠奈被告 弁護人の請求で2回目の精神鑑定へ 開始時期は未定 すすきのホテル頭部持ち去り殺人事件
HTB北海道ニュース / 2024年10月11日 18時50分
-
3「被爆者の証言」核兵器反対の文脈で評価 被団協・平和賞授賞理由
毎日新聞 / 2024年10月11日 18時45分
-
4愛子さまの視察先で「刃物男」を逮捕 折りたたみナイフをリュックサックの中に所持していた疑い 佐賀
FBS福岡放送ニュース / 2024年10月11日 17時27分
-
5「日本被団協」トレンドワードに ノーベル平和賞受賞「鳥肌立った」日本政府への注文コメも
日刊スポーツ / 2024年10月11日 19時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください