日中に2台と絡む事故を起こした原付バイク 基準値6倍超のアルコールで会社員の男（63）を逮捕も容疑を否認「飲んだのは夜中」

26日、福岡市天神で酒を飲んで原付バイクを運転したとして、63歳の会社員の男が酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。

男は、車など2台と絡む事故を起こしています。

26日午後1時30分ごろ、福岡市天神の通称「明治通り」で、停車中のバスを追い越そうと車線変更した原付バイクが別の原付バイクと接触しました。

事故を起こした原付バイクはそのまま対向車線にはみ出し、直進してきた軽乗用車と接触しました。

この事故によるけが人はいません。

事故処理のため駆けつけた警察官が事故を起こした原付バイクの運転手の呼気を調べたところ、基準値の6倍を超えるアルコールが検出されたため、現行犯逮捕しました。

酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、福岡市中央区舞鶴の会社員、斎藤憲夫容疑者（63）です。

取り調べに対して斎藤容疑者は「午前2時まで、家で1人で焼酎を5合飲んだ」と供述する一方、「夜中に飲んだあとアルコールは口にしていないので、アルコールが残っていない状態で運転し、事故を起こしました」と容疑を否認しています。