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ノンアルコールビールの市場が拡大「ソバーキュリアス」とは? 天神地下街に期間限定の立ち飲みスポットが登場

RKB毎日放送 / 2024年11月13日 18時31分

「ソバーキュリアス」という言葉はご存じでしょうか?

「お酒は飲めるが積極的に飲まない」というライフスタイルのことです。こうした考え方をする人が増えていることから、ビールメーカー各社はノンアルコール市場に力を入れています。

天神地下街に期間限定でノンアルコールビールの立ち飲みスポット

本田奈也花アナウンサー「仕事終わりといえばビールですよね。味もしっかりと麦芽を感じられておいしいです。ただこちらのビール、ノンアルコールなんです」

11日から天神地下街のイベントコーナーに設けられたのが、ノンアルコールビールの立ち飲みスポットです。

アルコール度数ゼロのノンアルコールビールにおつまみのセットが、200円で販売されています。

なぜ、アルコールが入ったビールではなくノンアルコールビールなのでしょうか?

アサヒビールスマドリマーケティング部 岡村知明次長「大きな流れとしてビール離れというのはもちろんあるんですけど、ビールが飲みたくても飲めない時にその時にノンアルコールビールがまた新しい選択肢になったりとか、ビール味のものの全体の需要喚起というものにも一役買わせていただいているのかなと思っています」

こちらは、ビールや清酒、焼酎など出荷金額ベースでの市場規模の推移です。

2020年度、新型コロナの影響で3000億円近く落ち込みました。

2022年、23年度は徐々に回復傾向にありますがコロナ禍前の数字には戻っていません。

一方、ノンアルコール飲料の出荷ベースは、国内で初めてノンアルコールビールが発売された2009年以降、市場規模は拡大し続けています。

特に、伸びているのがコロナ禍の2021年です。

緊急事態宣言などが出され外食機会は激減した一方で、健康志向が高まりを見せ、お酒を積極的に飲まないという考えも出てきました。

そこに、ビールメーカーが低アルコールやノンアルコールの新商品を次々販売したことが後押しになりました。

アサヒビールスマドリマーケティング部 岡村知明次長「お酒が皆様の心身ともに健やかな生活にどう寄り添っていくかというとろの役割は変わってきていると思いますし、それに応じた我々も商品のラインナップ、アルコール、ノンアルコールを含めて、しっかり用意して提供させていただくことが務めなのかなと思っています」

では、皆さんどんな時にノンアルコール飲料を楽しんでいるのでしょうか?

男性「きょうこれから会社に戻るので・・・まずいなこりゃ。これだったら大丈夫かなと思って」

男性「ゴルフとかいった時に飲酒運転になるから、そういう時は飲みます」

女性「もともとはお酒大好きだったんですけど、ビールとか、体壊して今飲めなくなっちゃって、これならいいんじゃないかと。おいしいです」

こちらのイベントは17日、日曜日まで開催されています。

年齢確認があるので、20歳未満は購入できません。

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