タイの首都バンコクで「福岡フェア」開催へ 特産品や伝統工芸品を紹介 書道パフォーマンスも「多くの観光客呼び込みたい」

福岡との直行便がある東南アジアのタイから多くの観光客を呼び込もうと、福岡の特産品などを集めたイベントが首都バンコクで開かれることになりました。

福岡県とバンコク都は１４日、友好提携１８周年を記念したイベント「福岡フェア」を１１月２１日から４日間、バンコクで開催すると発表しました。

八女茶をはじめとする福岡の特産品や博多織などの伝統工芸品を紹介するほか、北九州市にある八幡中央高校の生徒が書道パフォーマンスを披露します。

また、日本食ブームが拡大しているタイで、今年開業した「釜喜利うどん」など、福岡ゆかりの飲食店も複数出展するということです。

福岡県バンコク事務所 西田光孝 所長「バンコクで食べるだけじゃなくて、福岡に行って買っていただいたり食べていただいたりしたいなと思いますので、福岡の食もぜひ楽しんでいただきたい」

法務省によりますと、２０２３年、タイから福岡県を訪れた人は約１２万人で、コロナ前の２０１９年から２倍以上に増えていて、福岡県は「多くの観光客を呼び込みたい」としています。