住宅設備会社を家宅捜索しパソコンなど押収 嘘の説明をしてクーリングオフに応じなかった特定商取引法違反容疑事件

住宅のリフォーム工事の契約をめぐり、クーリングオフに応じなかったとして、会社役員の男3人が逮捕された事件で、警察は14日、福岡市東区の住宅設備会社を家宅捜索しました。

土橋奏太記者
「午前10時です。捜査員がイトケンの事務所に入っていきます」

14日午前、福岡市東区の住宅設備会社「イトケン」の本社に警察が家宅捜索に入り、名簿や契約書、パソコンなどおよそ70点を押収しました。

この会社をめぐっては、今年3月、遠賀町の男性と給湯管工事の契約を結んだ後、クーリングオフに応じなかったとして実質的経営者だった松木成元容疑者ら役員の男3人が、特定商取引法違反の疑いで逮捕されています。

福岡県消費生活センターには、「解約に応じない」などイトケンに関する相談が300件以上寄せられていて、警察が余罪についても捜査しています。