人気の「冬の北海道展」 物価上昇の中で例年並みの価格商品も 福岡市のデパートで開催

北海道の自慢の味を集めた物産展が福岡市のデパートで始まりました。

食品の価格高騰が続く中、年末年始向けのお得な食材もあるようです。

初登場の5店舗を含む40店

「いらっしゃいませー、北海道からでーす」

大丸福岡天神店で18日から開かれている「冬の北海道展」。

カニやイクラなど年末年始に欠かせない海産物に、ソフトクリームやドーナツなど新鮮な牛乳を使った自慢のスイーツ。

会場には初登場の5店舗を含む40店が並んでいます。

試食した来場者
「めちゃめちゃ美味しいです。ウニがたっぷりで。」

来場者
「（今日の目当ては）小豆。おはぎ作るために。毎年3キロくらい買うから。」

大丸福岡天神店によると海水温の上昇などによる漁獲量の減少で、海産物の価格は例年に比べ3割～4割ほど上昇しているという中、今回の物産展では例年並みの価格におさえた商品が多いということです。

出店業者（鮭を販売）
「何もかもが値上がりしてますし。昨今の鮭事情で全く鮭が取れないので厳しいは厳しいですけど、年内だけはちょっと頑張ってやらせてもらってます」

1日20個限定の「メガ盛り弁当」

目玉商品の一つがこちら。
海の幸をふんだんに使った「メガ盛り弁当」。
1日20個限定です。

また、イートインスペースでは北海道産の豚骨を長時間煮込んだ濃厚な味噌ラーメンも楽しむことができます。

会場には数の子や昆布、黒豆などお正月用の食材も並び、大量に買い込む人の姿も見られました。

この北海道展は年の瀬も押し迫る30日まで開催されています。