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【中学生殺傷事件】平原政徳容疑者(43)犯行前後の動き明らかに”光る部屋””住民トラブル”も 同級生は「静かな印象」

RKB毎日放送 / 2024年12月20日 17時23分

中学生2人を次々に刺す凶行に及んだとみられる平原政徳容疑者(43)。

警察への取材で、犯行の様子やその後の動きが徐々に明らかになってきました。

被害中学生とほぼ同時間帯に店に到着

RKB 岩本大志 記者「平原容疑者はこちらの駐車場で10分ほど待機したあと、入店し犯行に及んだということです」

警察によりますと、12月14日午後8時10分ごろ、塾帰りの中島咲彩さん(15)と男子生徒(15)は勉強をするためにファストフード店に入り、入り口近くの席に座りました。

ほぼ同じ時間帯に黒のワンボックスカーで店の駐車場に到着した平原政徳容疑者(43)。

店内の様子がうかがえる場所に車を止めます。

駐車場で待機→十数秒で犯行→車で逃走

そして、中島さんたちの入店から15分後の午後8時25分ごろに店に入り、わずか十数秒の間にレジ待ちの列の最後尾に並んでいた2人を無言で次々と刺し、店を出たとみられています。

犯行後は、駐車場に止めていた車に乗り込んで逃走したということです。

逮捕の決め手は”防犯カメラ”

福岡県警 橋本浩輔 捜査一課長「決め手はやっぱり防犯カメラ。それとドライブレコーダー。延べにして百数十、この5日間で押さえて精査しました」

事件現場から南西方向に、直線で約900メートルの場所に住んでいた平原容疑者。

自宅周辺で取材してみると、その人物像が明らかになってきました。

夜、青や緑に”光る部屋”

近所に住む人「最近は家の中も青く光っていて、変な光がついていてちょっと怖かった」

これは犯行から3日後、逮捕2日前の17日に撮影した平原容疑者の自宅の映像です。

夜の窓越しに部屋の中が青色に光って見えます。

そしてその翌日には、一転して緑色に。

警察が監視を始めた17日以降は、外出をしていなかったという平原容疑者。

家に潜み、いったい何をしていたのでしょうか。

「怒鳴り声」「爆竹」・・・騒音トラブルも

記者「結婚はしていた?」

近所に住む人「奥さんも子どももおったよ。いつの頃からかいなくなったよ」

近所に住む人「すっごい、うわーって怒鳴り散らしてた。軍隊の曲みたいなのを流してた。それも大きな音でね。ちょっと変わった人」

近所に住む人「拡声器を使って怒鳴っている声を聞くことが何度かあって、ちょっと怖いねって言って。爆竹とかもならしたりするんですよ」

今年5月と10月には、警察に対し騒音に関する苦情が寄せられるなど、周辺住民ともトラブルになっていた平原容疑者。

中学校の卒業アルバムには「夢を持って未来のとびらを開け」という言葉がつづられていました。

同級生らは「静かな印象」

小中学校の同級生「家が近くだったんでけっこう遊んだりはしてたんですけど、自分が話をして「あー」とか言う意外と無口な感じのイメージでした。物静かな感じでとても悪いことやるような印象じゃないんですけど」、顔を見たらちょっとやんちゃな感じ」

平原容疑者を知る人「バスケ部で静かだった印象しかない。静かすぎて逆に印象に残っているくらい」

被害者2人と面識はなかったという平原容疑者が、なぜ命を奪う凶行に及んだのか。

動機の解明が急がれます。

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