中学生殺傷事件の容疑者を乗せた護送車の進路を妨害したか 35歳自営業の男を威力業務妨害の疑いで逮捕 殺傷事件の容疑者との関係は不明

先月21日、中学生殺傷事件で逮捕された容疑者を乗せた護送車の進路を北九州市の小倉南警察署から約200メートルにわたり乗用車で妨害したとして35歳の自営業の男が逮捕されました。

威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、小倉北区東篠崎に住む自営業木村孝春容疑者（35）です。

木村容疑者は先月21日午前11時すぎ小倉南警察署から北九州都市高速・若園料金所付近までの約200メートルにわたり運転する乗用車を停止させたり低速走行をしたりして警察の護送車の進路を妨害した疑いが持たれています。

事件当日、木村容疑者は小倉南警察署に交通事故の関連書類を提出しに来ていて、その後、警察署の敷地内で護送車の進路の妨害を始め、警察から警告を受けた後も、妨害を続けたということです。

護送車には、先月14日に発生した中学生殺傷事件で逮捕された容疑者が乗っていました。

取り調べに対し、木村容疑者は「低速走行したことに間違いありませんが、停車したことについては記憶があいまいなのでわかりません」などと話し、容疑を一部否認しているということです。

木村容疑者と中学生殺傷事件で逮捕された容疑者との関係は、わかっていません。