「過去の飲酒事故を風化させない」飲酒運転で高校生2人が死亡した事故から14年 現場の粕屋町含む福岡県内で一斉取締実施

福岡県粕屋町で飲酒運転によって高校生2人の命が奪われた事故から、9日で14年が経ち、県内では飲酒運転の一斉取り締まりが行われました。

9日夜から10日朝にかけて福岡県内では飲酒運転の一斉取り締まりが実施されました。

この取り締まりは2011年2月9日、2人の男子高校生が飲酒運転の車にはねられ、死亡した事故にあわせて毎年行われているものです

一枝信秀交通管理官「過去の飲酒事故を風化させずに取り締まりを徹底していく必要があると考えています」「今後も飲酒運転を許さない社会作りを進めていきたいと考えています」

福岡県内で去年1年間に飲酒運転で検挙された数は前の年と比べて292件多い1828件にのぼり、飲酒運転の撲滅にはほど遠い現状となっています。