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「夫あてに"2,000円"自分あてには"予算なし"」 自分用の商品を強化 "カカオ高騰"今年のバレンタインデー商戦は

RKB毎日放送 / 2025年2月11日 18時20分

まもなくバレンタインデーですが、今年はカカオ豆の取引価格の高騰によりチョコレートも値上がりしています。

消費者の意識に変化はあるのでしょうか。

大丸福岡天神店の本館8階ではバレンタインの特設コーナーを展開しています。

竹井りさリポーター「今年もバレンタインの季節がやってきました。今年のテーマは、『九州チョコ深発見!』さまざまなお店が出店しています」

今年は「九州の柑橘」にスポットを当てていて、糸島市のレモンを使ったチョコレートなど甘味と酸味が楽しめる商品が並んでいます。

気になるのがチョコレートの原料となるカカオ豆の価格の高騰いわゆる「カカオショック」の影響です。

大丸福岡天神店・立石幸菜さん「カカオ自体が去年と比べると2倍から3倍の価格になっております。ブランド様の企業努力で店頭価格は10%から15%程度の高騰でおさまっております」

帝国データバンクによりますと、今年のバレンタインチョコのひと粒あたりの平均価格は、去年より5.8%値上がりして418円となりました。

ただ、売り場を訪れた人に聞いていみると、バレンタインのチョコは値段をあまり気にしないという声も多く聞かれました。

訪れた客「(予算は)1万円くらい。あまりそこまで気にしていないです」

訪れた客「チョコが好きなのとバレンタインという季節の雰囲気だから食べたいなとなる」

一方、博多阪急で開催されている「バレンタインフェスタ」では九州の食材を使ったチョコレートやチョコを使ったスイーツなど119のブランドが出店しています。

博多阪急・フード販売部洋菓子・ベーカリー担当 横関滉樹さん「イタリアから今回初登場しているブランドなんですけども、チーズをチョコレートでコーティングしていて、チーズの香りやチョコレートの香りも楽しめる」

福岡県産のブランドいちご「あまおう」と梅酒をブレンドしたチョコレートも用意されています。

竹井りさリポーター「最初にしっかりいちごの味がきます。噛めば噛むほど梅酒の味がほんわか香ってきてさっぱりした味わいです」

博多阪急・フード販売部洋菓子・ベーカリー担当 横関滉樹さん「ご自身用に買われる方がお酒のチョコ特に多くて、その需要に応えるようにお酒のチョコ増やさせていただきました」

最近は男女に関わらず、自分への「ご褒美チョコ」を買う人も多いようです。

訪れた客「娘のを終わらせてから、自分のはゆっくりご褒美チョコを選ぼうかなと思って。3000円前後くらいのチョコを」

訪れた客「夫あてに2000円くらいと、自分あてには『予算なし』。パッケージの可愛さと味を重視しています」

デパート側も海外のブランドのチョコレートや人気ゲームとコラボしたパッケージのものなど自分用に買いたくなる商品を揃えています。

大切な人にチョコレートを贈るバレインタインデーの形も時代とともに少しずつ変わってきています。

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