建設会社でトラックへの積み込み作業中、金属製階段の下敷きに 50代女性運転手が死亡

南海放送

5日愛媛県今治市の建設会社で、50代の女性が船で使われる金属製の階段の下敷きになる事故が発生しました。女性は病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されています。

警察などによりますと5日午後1時半ごろ、今治市大西町宮脇にある建設会社の従業員から「運送会社の女性運転手が倒れており、意識と呼吸がない」と、消防に通報がありました。

倒れていたのは西条市の会社員伊藤智美さん（51）で、市内の病院に救急搬送されましたが、その後死亡が確認されました。

事故当時、伊藤さんは建設会社の従業員が操作するクレーン車で、船で使われる全長およそ4.7メートル、重さ175キロの金属製の階段2つを吊り下げ、トラックの荷台に積み込む作業にあたっていたということです。

警察は業務上過失致死の可能性も視野に、事故の詳細を調べています。